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エポス・三井住友・イオン…実質無料の「ゴールドカード」7枚!どれが最もお得?

文=足澤憲/オモチ取締役
「エポスゴールドカード|クレジットカードはエポスカード」より
エポスゴールドカード|クレジットカードはエポスカード」より

 私はクレジットカードのゴールドカードを多く保有していますが、探してみると、実質的に無料のゴールドカードは意外と多くあります。「無料」の概念は、大きく「永年無料」「1年でいくら利用したら無料」「初年度のみ無料」の3種類に分けられます。このうち最初の2種類であれば、お金をかけずにゴールドカードを持ち続けることができます。

お得な「ゴールドカード」7選

 たとえば、「エポスカード」の利用者が招待を受けて入会する「エポスゴールドカード」は年会費5000円(税込み、以下同)がかかりますが、年間50万円以上利用すれば、翌年度からは永年無料となります。通常のポイント還元率は0.5%ですが、年間利用額に応じたボーナスポイントと、選べるポイントアップショップなどの利用で、合計最大2.5%となります。さらに、5~30%オフになる優待店も多いなど、特典が満載です。

 続いては、「三井住友カード ゴールド(NL)」です。通常は年会費5500円ですが、年間100万円以上の利用で翌年度から永年無料となる上、1万ポイントが還元されます。通常は還元率0.5%ですが、セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン、マクドナルドで利用すると最大5%還元になります。

 3番目の「イオンゴールドカード」は、そもそも年会費無料のタイプです。「イオンカード」の直近1年間の利用額が100万円以上になると、入会することができます。還元率は、通常の店では0.5%、イオン系列では1%。イオン系列では毎月20日や30日にお客様感謝デーがあり、5%オフになります。イオン系列でよく買い物をする方は、この「イオンゴールドカード」を持っていれば間違いありません。

 また、利用状況によって毎月もらえる「サンキューパスポート」や、誕生月には「バースデーパスポート」などを利用すれば、5~10%オフで買い物ができます。さらに、イオンのラウンジを無料で利用できる特典もあります(現在は感染症拡大防止措置として休止)。

 4番目は、こちらも年会費無料の「セブンカード・プラス(ゴールド)」です。「セブンカード・プラス」の利用者が招待を受けて入会する仕組みですが、その条件は公表されていません。ユーザーからは「年間100万円以上使うと招待が来る」という声もありますが、人によって異なるようです。還元率は、通常の店では0.5%、セブン&アイ・ホールディングス系列では1%で、毎月8のつく日は5%オフになります。イトーヨーカドーやセブン-イレブンなどで多く買い物をする方は、持っておいて損はないでしょう。

 5番目は「NTTグループカードゴールド」です。通常は年会費5500円がかかりますが、年間100万円以上の利用で翌年度のみ無料になります。そのため、常にメインカードとして利用する必要がありますが、還元率は1%と比較的高く、クラブオフという優待制度で国内の宿泊施設の一部が最大9割引で、映画やレジャー施設も格安で利用できます。

 6番目は「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」です。通常は初年度無料で、翌年度から年会費1万1000円がかかります。しかし、不定期に開催されるキャンペーン時に申し込むと、年1回の利用で翌年度から無料になります。還元率は0.75%で、海外では1%になります。

 最後に紹介するのが、山陰信販が発行している「さんさんクラブゴールドカード」です。年会費は3300円ですが、年に1回でも利用すれば翌年度は無料になります。また、こちらはポイント還元ではなく、1%割引となります。ポイントは気がついたら失効していたというケースもありますが、即時割引となるので、使い勝手の良いカードといえるでしょう。

 現在、各社はユーザー囲い込みの一環として、ゴールドカードの会員獲得に注力しています。この機会に、ゴールドカードの保有を検討してみるのも良いのではないでしょうか。

※後編へ続く

足澤憲/オモチ取締役

足澤憲/オモチ取締役

ポモチ開発者。株式会社オモチ取締役/CTO/COO。クレカ40枚。銀行25口座
ポモチ

Twitter:@tarusawa_ken

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