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年収の2割を貯金すれば自然と老後用&住宅など大きな買い物用の資金が貯まる

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※画像はイメージ(新刊JPより)。

 物価は上がる一方なのに、給料は上がらない。お金についての悩みや不安を抱えているときこそ、お金に関する正しい知識を身につけることで、節約や貯金、投資などに役立たせることができるはず。『知れば知るほど得する お金の基本』(平野敦士カール監、宝島社刊)では、お金の基礎知識、使い方から貯め方、稼ぎ方、増やし方まで、お金に関するあらゆる知識を解説する。

老後の資金を蓄えられるかを左右する「2割」という数字

 老後には年金以外に2000万円のお金が必要と言われる今、どのようにお金を貯めればいいのか。まずは、お金を貯める目的を明確にすること。お金を貯めるのには、大きく3つの目的がある。1つ目は、病気などの予期せぬ事態に備えるため。2つ目は、家を購入するなどの大きな買い物をするため。3つ目は、将来の出費に備えるためである。

 貯金の目的は年代によっても異なる。20代は、結婚や住宅購入のために貯蓄が必要になる。収入が増える30~50代は、出産、子どもの養育費、住宅ローンなど高額な支出も多くなるため、収入が増えても貯蓄に回す努力が必要。60代以降は、住宅ローンの完済、子どもの自立などで支出は減るが、収入も減るため貯金も思うように増えないことが予想される。

 では、どのくらいずつ貯めるのが理想的なのか。お金は一度に貯めることはできないので、コツコツと貯めていくのが貯金の基本となる。夫婦共働きの場合、目安としては年収の2割を貯蓄にまわすこと。2割というのは、住宅など大きな買い物のために1割、老後資金のために1割。毎月の収支がプラスマイナスゼロなら、ボーナスで年収の2割を貯蓄するなど、そのときの状況に応じて貯蓄をする。毎年2割を貯蓄しなくても、住宅購入の頭金や養育費などでお金のやりくりが大変な時期は無理せずに、1割のときがあってもあとで増やすこともできる。貯蓄は長いスパンで考えることが重要となる。

 また、家計簿をつけることで、何にいくら使ったかを記録できるので、使いすぎなどに気づきやすくなり、自然とムダな支出が減っていく。さらに、家計簿をつけていくと、今の収支をもとにして今後の支出や貯蓄についての計画も立てやすくなる。家計簿は、費目にこだわりすぎずにシンプルにするのが、長続きのコツと言われている。

 人生設計にはお金のことは欠かせない。老後になって焦ることのないよう将来のためにお金を貯めたい、増やしたいという人は、本書からお金の基礎知識を身につけてはどうだろう。(T・N/新刊JP編集部)
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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