就活生たちの危険な勘違い!脱「学歴」採用、こんなに進行していた!なぜ大企業でも?
有名大学の学生を多く採ったとしても、必ずしも採用がうまくいったとはいえず、数年後にその社員の何割が会社に残っているかもわからないのが悩みの種のようだ。
「ただ、学生にはそんなことを気にせずに、果敢に挑戦していってほしい。たとえその企業の人事部の方針として学歴採用を行っていたとしても、採用担当者のなかに『学歴なんて関係ない』という気概のある人もいるかもしれないんです。学歴に自信がないからといって初めからあきらめてしまえば、チャンスを自分で潰してしまうことになります」(同)
2016年度卒の有効求人倍率は97.3%(16年4月1日時点)とかなりの高水準となった。さらに、17年度卒の5月末時点の内々定率は前年度同月に比べて17.2%アップの43.0%。スケジュールが変更となっているため単純に比べられるものではないが、今年度の就活も前年に続き売り手市場になると予想されているため、就活中の学生は自ら可能性を捨てることなく、挑戦していく姿勢を持ち続けたほうがいいのではないだろうか。
(文=日下部貴士/A4studio)