仕事にモチベーションなんて不要！強いチーム作りが大切

　私の場合は、知らない人に会ったり、知らない世界を知ったり、多くの失敗もしましたが、学ぶこともたくさんありました。そういった経験がすべて自分の成長につながっていると感じています。

　だから、最初から「モチベーションが上がらないと仕事をしない、上がらないから仕事がうまくいかない」ということはありません。モチベーションは持たなくてよいのです。私自身モチベーションが上がったことがないのだから、そこで悩む必要はないのです。

　リーダーは、最初から部下やメンバーのモチベーションを上げようと、いろいろと言葉を探したり、褒めたりすることに腐心する前に、部下が集中して目の前にある仕事をできる環境を整備してあげる。そして結果が出ることを導いてあげるのに注力するべきです。そうして結果が出て、メンバーが自分で判断するようになれば、自然とモチベーションは生まれてきます。その達成感や高揚感を大切にすることが、さらにモチベーションを高め、強いチームや組織をつくることにつながる。

　モチベーションを上げる魔法の言葉なんかは存在しない。

　なぜなら、モチベーションは自然に心の中に宿るものだからです。

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