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パチスロ会社「売却たらい回し」の実状。メーカーM&Aの裏にある「見切り」と「業界改造」の足音

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 アジア圏でファイナンス事業を行うJトラスト株式会社が9月、遊技機・設備機器メーカー「ハイライツ・エンタテインメント」を売却した。

 Jトラストは全株式・貸付債権の全額を売却。譲渡価格は株式金額500万円に債権分1億4500万円を加えた1億5000万円。これによりJトラストは24億2800万円の損失を計上することになった。

 ハイライツは2014年にJトラスト傘下のアイ電子と合併。旧SNKプレイモアのコンテンツを中心にパチスロ機の開発などを行っていた。しかし、昨今のパチンコ離れや5号機環境、さらなる規制などを背景に、必死の販売促進を実を結ばないまま4年もの月日が流れてしまった。そして今回、売却の憂き目となったのである。

 ファイナンス事業が主なJトラストからすれば、今後の事業回復や「伸びしろ」を見た上で「売却が妥当」とシビアに判断したに違いない。理由はさまざまあるだろうが、端的に「見切った」という考え方もできてしまう。

 そもそもこの決定がなされる以前から「早期退職の要望」文書が流出したり「遊技機撤退」のウワサも多く流れていた。注目していた人からすれば驚きもなかったかもしれない。

 ただ、問題はその「売却先」である。

「売却先はコンサルタント事業を手がけるサイ・パートナーズ社なんですが、主だった事業が『不動産』なんですね。遊技機や設備機器のようなメカニックとはやや縁遠い領域といえます。

しかも売却が決まった2日後の27日には、そのサイ社が、貸付債権に関しては業務提携先のスハマ・マネジメント社に譲渡変更したんですよ。スハマ社は資本金900万円と小さく、業務は医療事務、経理業務の請負会社。ますます畑違いが加速する印象です。

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