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「手抜き」でもバカ旨!究極のバターチキンカレーをつくる!料理は人生を豊かに?

構成=はたけあゆみ/フリーライター
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男の料理は「自分がつくりたいものをつくる」

–「男の料理」というとワイルドなものを想像しますが、女性の料理と違うのはどんな点でしょうか?

今井 あくまでイメージですが、女性は「相手に食べてもらいたいものをつくる」傾向があると思います。毎日、家族のために料理をしているお母さんは、「今日、何を食べたい?」と聞いてくれますよね。

 一方、男性の場合は「自分がつくりたいものをつくる」傾向があるのではないでしょうか。男の料理は、直感的でプロセスを楽しむ。だから、道具や調味料に凝ってしまうのです(笑)。これは、女性が冷蔵庫の中身や食費を計算してメニューを決めるのとは、まるで違います。「今からカレーをつくろう!」と思ったら、そこに非日常のパッションを一気にぶつけていく。そういう意味で、男の料理は日曜大工的といってもいいかもしれません。

–今井さんのように、料理を楽しむ男性はまだ少数派だと思います。今井さんが料理にはまったのは、どんなきっかけがあったのでしょうか?

今井 今振り返ってみると、僕は料理が身近な環境で育ちました。僕の祖母は、鎌倉の料理教室の会長で、神奈川県の食育連盟にも所属していました。母も、一時は調理関係の仕事に就いていて、父も姉も料理好きでした。休みの日に、父がつくってくれる麻婆豆腐は、とてもおいしかったのを覚えています。小さい頃から、家族と一緒に料理をつくり、楽しく食べるという環境で育ったことが大きいと思います。

 もうひとつは、交通事故に遭ったことです。治るまでに約2年間を要する大けがで、体をあまり動かせないために、体重が100キロに増えてしまいました。その後、社会復帰するにあたって、「おいしいものが好き」という嗜好は変えられない。それなら、「食事や栄養について学び、食生活を見直そう」と思い、調理師の勉強を始めたのです。それから、体重は半年で35キロ減り、料理の楽しさに夢中になりました。

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