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アラサー女性に広がる「ゆかたのブラ。」
メインターゲットは浴衣を着始める10代後半から20代の女性だが、実需層は違うという。
「価格的にそれほど安くないこともあり、実際にニーズの中心となっているのは30歳前後の層です。ただし、この年代はデザイン的には保守的で、『和風の小物雑貨は好きだが、和柄のブラジャーを着けたいとは思わない』といった声もいただくなど、試行錯誤しているのが実情です」(同)
浴衣専用だからといって、和柄デザインを取り入れればいいというものでもないようだ。
「今後はもっと機能性を高めて、『浴衣を着るときには専用ブラジャーを着けるもの』というふうに習慣化していきたいですね」と石井氏。
浴衣姿の女性が快適に過ごせるように、今後も「ゆかたのブラ。」の進化が続きそうだ。
(文=鞍馬莉奈/清談社)
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