片づけ下手にオススメの超便利収納グッズ10選!洋服・紙類・小物がスッキリ片づく!
片づけはストレスフリーに生きる近道! 元片づけられない収納スタイリスト・整理収納アドバイザー吉川永里子です。
毎回「片づけ」をテーマに、働くオトナが今よりもっと快適に生きるためのヒントをお届けしています。前回までは、片づけが苦手な方によくある「あるある行動」についてお話ししました。今回はちょっと方向性を変えて、オトナにオススメするスタンダードな収納グッズをご紹介します!
収納の基本は「入れるモノに合わせる」
片づけが苦手な人に多いのが、片づけようと思い立った時にまず収納グッズを買ってしまうこと……。かつて片づけられなかった私もその傾向がありました。通販カタログやネットでた〜くさんの収納グッズを検索できますよね。
・ベッドと壁の隙間に棚を入れたらスッキリするかな?
・衣装ケースを増やしたら洋服が収まるかな?
・カラーボックスを買い足したらオモチャしまいきれるかな?
なんてふうに、収納グッズを買ってなんとか解決しようとしがちです。
でもそれは大きな勘違い! 収納グッズ(=外側・ハード面)を増やしたところで、根本の解決にはつながりません。収納グッズを選ぶ時に大切なのは、まず「何を入れたいのか」はっきり決まっていること。次に、入れたいモノの「大きさ」「形状」「量」なども把握する必要があります。洋服を入れる引き出しなのか、文房具を入れる引き出しなのかで、求められる引き出しの大きさ・深さは全然違いますよね? だから、まず必要なモノを選び取る「整理」の作業をして、その後に収納グッズを選んでいきます。今回は場所・アイテム別に、スタンダートで使いやすい収納グッズ10選をご紹介します。
洋服収納にベストな収納グッズ
改めて洋服収納について考えると、収納方法は「かける」か「たたむ」の2パターンしかありません。また洋服は柔らかいので、たたみ方で大きさを変えることもできるので、収納しやすいアイテムです。
【かける収納】
洋服をかける場合はハンガーを使いますが、ハンガー選びが重要です。持っている服の肩幅にあったハンガー、重い服には厚みのあるハンガーを使いましょう。また、ネクタイ・ベルト・帽子・バッグなどもかける収納にすると取り出しやすく便利です。
滑らないハンガーの王様的存在。さまざまな形状・幅・色が揃うので、選びやすい。
ぐちゃぐちゃになりやすいネクタイをズボラさんでもサッと取り出せる形状。
【たたむ収納は衣装ケースを使う】
洋服をたたむのは手間がかかりますが、たたんで収納すればかけて収納するよりも1.5〜2倍の量が収められます。また引き出しの深さを20cm前後のモノにすれば、たたんだ服を立てて収納しやすく、服を探すこともなくなります。長く使うには、丈夫で1段ずつに分かれているケースが使いやすくオススメです。
衣装ケースといえば! というど定番。スムーズに引き出せて丈夫な作りで間違いなし。
衣装ケースの中で小物が迷子にならないように、仕切るアイテムも欠かせない。
リビング収納にベストな収納グッズ
リビングには色々なモノが置かれがちなので、どう収納したらいいか迷ってしまいます。収納するモノをアイテム別・人別などで分けて、収納場所もそれに合わせて区切っていくのがポイントです。
【紙類の収納】
紙類はついつい溜まっていってしまって、散らかっていってしまうアイテムです。基本はその書類を手に入れた瞬間に「保管」なのか「処分」なのか判断することが重要です。
紙類は長期保管のものはファイルなどにしまい、すぐ使うものはボックスやトレーに投げ込み式が便利です。
大きめの封筒もそのまま入れておけるサイズで、書類の一時置きに最適。
どんな収納にもマルチに使える優秀なアイテム。個別フォルダを入れれば本格的なファイリングにも。
【小物の収納】
リモコンや鍵、ペン、ティッシュ、スマホなど、細々したものが散乱しやすいのがリビングです。よく使う小物は1カ所にまとめて、定位置を決めてあげるのが賢い方法。機能はもちろんですが、リビングに置くグッズは見た目も気にいったモノを選びましょう。
リビングに置いておきたいモノをスマートにまとめておけるティッシュボックス。
家の鍵・車の鍵、ネームカード、印鑑など家族みんなで一括収納するのに便利。
収納グッズをあれこれ見てるとワクワクしますよね。でも、「素敵〜」と衝動買いするのは絶対にNGです。収納グッズを買っても家は片づきません! 自分の持っているモノ、グッズを置くスペースなどをしっかり吟味して、暮らしに役立つグッズを選んでくださいね!
次回は、オトナのためのスマートなキッチン収納術をご紹介します。どうぞお楽しみに。