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森由香子「間違いだらけの食」

誤解だらけの善玉・悪玉コレステロール?超悪玉が危険、ごはん・パン多量摂取は要注意

文=森由香子/管理栄養士

 中性脂肪が多い人の食生活をみると、飲酒量、フルーツや砂糖類、ごはん、パンなどの穀類、いも類、糖質の多い野菜の摂取量が多い傾向にあります。思い当たる方は、少しこれらの食品を減らしてみましょう。

 心配になった方は、超悪玉コレステロールがどれぐらい自分にあるのか、血液検査で調べることができます。また、血液検査をしなくても、頸動脈エコー検査を行えば、動脈硬化の進行度を調べることも可能です。

 バランスのとれた食生活を心がけ、健康寿命を延ばしましょう。
(文=森由香子/管理栄養士)

森由香子/管理栄養士

森由香子/管理栄養士

東京農業大学農学部栄養学科卒業。大妻女子大学大学院(人間文化研究科 人間生活科学専攻)修士課程修了。 クリニックにて栄養指導、食事記録の栄養分析、食事管理業務に従事。フランス料理の三國清三シェフととともに病院食や院内レストランのメニュー開発、料理本制作の経験をもつ。管理栄養士・日本抗加齢医学会指導士の立場から食事からのアンチエイジングを提唱している。「老けない人は何を食べているのか」「病気にならない人は何を食べているのか」「体にいい『食べ合わせ』」「太らない人の賢い食べ方」「老けない人の献立レシピ」など著書多数

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