ビジネスジャーナル > ライフニュース > 二日酔いの驚くほど簡単な解消法  > 2ページ目
NEW
石原結實「医療の常識を疑え!病気にならないための生き方」

医師が教える「二日酔い」の驚くほど簡単な解消法&予防法

文=石原結實/イシハラクリニック院長、医学博士

二日酔いの解消法

 なお、二日酔い(吐き気、下痢、頭痛など)に効果的な民間療法を次に挙げる。できるものをひとつでよいので試されるとよい。

(1)梅干しを湯のみに入れ、お茶(番茶ならなおよい)を入れる。梅干しの果肉を食べ、お茶を飲む
(2)レモン1個をしぼってグラスに入れ、ハチミツを加えて熱湯を注いで飲む
(3)中国の民間療法でレンコンと梨の同量をジューサーにかけてできたジュース蓮梨汁(リェンリジュー)をゆっくり噛みながら飲む。
(4)コップ半杯~一杯のきゅうりの生汁を飲む
(5)グレープフルーツの生ジュースをコップ1~2杯飲む
(6)さつまいもを芋粥にして、熱いうちに食べる

 二日酔いをはじめ、吐き気、下痢の特効・即効薬として「梅醤番茶」がある。

(7)「梅醤番茶」を1~2杯ゆっくり飲む
<つくり方>
1.梅干し1個を湯のみに入れて箸でつついて果肉は残し、種子は取り出す
2.湯のみに生姜汁5~10滴、醤油小~大さじ1杯を加える
3.熱い番茶を湯のみいっぱいまで注ぐ

 なお、アルコールを飲む前にあらかじめ柿を1、2個食べておくと二日酔いの予防になる。
(文=石原結實/イシハラクリニック院長、医学博士)

石原結實/イシハラクリニック院長、医学博士

石原結實/イシハラクリニック院長、医学博士

1948年長崎市生まれ。長崎大学医学部を卒業後、血液内科を専攻。「白血球の働きと食物・運動の関係」について研究し、同大学大学院博士課程修了。スイスの自然療法病院B・ベンナー・クリニックや、モスクワの断食療法病院でガンをはじめとする種々の病気、自然療法を勉強。コーカサス地方(ジョージア共和国)の長寿村にも長寿食の研究に5回赴く。現在は東京で漢方薬処方をするクリニックを開く傍ら、伊豆で健康増進を目的とする保養所、ヒポクラティック・サナトリウムを運営。著書はベストセラーとなった『生姜力』(主婦と生活社)、『「食べない」健康法』(PHP文庫)、『「体を温める」と病気は必ず治る』(三笠書房)、石原慎太郎氏との共著『老いを生きる自信』(PHP文庫)、『コロナは恐くない 怖いのはあなたの「血の汚れ」だ』など、330冊以上にのぼる。著書は韓国、中国、台湾、アメリカ、ロシア、ドイツ、フランス、タイなど世界各国で合計100冊以上翻訳出版されている。1995~2008年まで、日本テレビ系「おもいッきりテレビ」へのレギュラー出演など、テレビ、ラジオ、講演などでも活躍中。先祖は代々、鉄砲伝来で有名な種子島藩の御殿医。

医師が教える「二日酔い」の驚くほど簡単な解消法&予防法のページです。ビジネスジャーナルは、ライフ、, , , の最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!