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松本と同じお笑いタレントとしては、先日、岡村隆史(ナインティナイン)がMCを務めるラジオ番組内で「もし、これで本当に放送中止になってしまったら、もうテレビの未来はないです」などと語り、同ドラマ批判への反論を展開。普段からバッシングの対象になりやすいバラエティ番組で活躍する人気タレントたちも、一連の騒動を受け、「クレームと規制の問題」に敏感になっている様子がうかがえる。
1月15日に放送された同ドラマの第1話内では、赤ちゃんポストに預けられたという設定の子役に「ポスト」というあだ名がつけられたり、施設長が「お前たちはペットショップの犬と同じだ」という言葉を子役たちに浴びせたり、子役たちを平手打ちにするなどのシーンも見られた。この放送を受け、翌16日に慈恵病院は記者会見を開き、蓮田健・産婦人科部長は「施設の現状を知る視聴者は少ない。フィクションと言っても誤解されかねない」「同じ立場の子供が聞いたらどれだけ傷つくか」などと、同ドラマを批判。日本テレビに放送中止と謝罪を求めた。さらに20日には、約600施設が加盟する全国児童養護施設協議会と全国里親会も同局に抗議文を送付するなどして、波紋を呼んでいる。
また、同ドラマ第1話の平均視聴率は14.0%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)であったが、22日放送の第2話では13.5%(同)へ低下した。脚本監修は、過去に『高校教師』(TBS系)や『家なき子』(日本テレビ系)などを手掛けた人気脚本家・野島伸司氏が担当している。
(文=編集部)
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