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NVIDIAのGRIDはテレビだけでなく、パソコン、スマートフォン、
さまざまなデバイスで同じゲームのプレイを可能にする技術だ。
さまざまなデバイスで同じゲームのプレイを可能にする技術だ。
GRIDとは、いわばクラウドの3Dシステムだ。クラウド側で3D映像を生成してビデオストリーミングで送り返す。これによって、ゲームを動かしている機器の性能を超えた3D映像を生成することができる。「クラウドシステムで手元のユーザーの操作にきちんとしたレスポンスができるのか?」という疑問を持つ人も多いと思う。筆者は現実に今年開催された世界最大の家電見本市・CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)のNVIDIAブースでGRIDでゲームプレイしたところ、格闘ゲームやレースゲームがごく普通にプレイできて驚愕した。NVIDIAの解説によれば、このGRIDシステムのユーザー操作に対するレスポンスは、普通にゲーム機を操作している場合よりも速いという。
CES2013のnVidiaブースではMac、Windows、スマートフォンなどnVidiaによれば、
GRIDゲームプレイではゲーム機とほぼ変わらない遅延でゲームができる
さまざまなプラットフォームで同じゲームができるデモを行っていた。
GRIDゲームプレイではゲーム機とほぼ変わらない遅延でゲームができる
さまざまなプラットフォームで同じゲームができるデモを行っていた。
NVIDIAによれば、GRIDゲームプレイではゲーム機とほぼ変わらない遅延でゲームができる
このGRIDを利用したゲームシステムは「Playcast」というクラウドゲームプロバイダーがヨーロッパの一部エリアなどですでにサービスを開始しており、北米でも今年、2013年に開始予定になっている。当初はセットトップボックス(テレビに接続して、CATVやゲームなどのサービスを使えるようにする箱)を使って提供されるが、普及していけばテレビ自体に機能が組み込まれていくことも考えられる。実際、VODも同じ道を歩んできた。
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