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高齢者やペットを見守るために使うのもいいが、特に優れているのが防犯カメラとしての機能だ。本体に動体検知センサーを搭載しているため、カメラが物体の動きを捉えると動画撮影がスタート。加えて、動作を感知するとスマホへ通知してくれる機能もある。明るさを感知するセンサー搭載で、周囲が暗くなると自動で赤外線カメラへ切り替わる。夜間でも防犯カメラとして活躍してくれる
肝心のカメラの実力は、100万画素で720pのHD対応。録画データはマイクロSDカードに保存でき、32GBまで対応。最大で6台のスマホから同時視聴を行うことができる。価格は2万3,000円(税別)だ。
プラズマクラスターを発生!
いわゆるIoTではないが、シャープが発表した高機能LED電球にも触れておきたい。LED照明とシャープの独自技術「プラズマクラスターイオン」の発生機が合体した「天井設置型 プラズマクラスターイオン発生機<IG-GTA20>」だ。
IG-GTA20は、本体からプラズマクラスターイオンを発生させ、トイレの床などに付着しているニオイの原因菌を除菌。人がいないときにプラズマクラスターイオン発生機が強モードになり、消臭する仕組みだ。人感センサーを搭載しているため、照明のオン・オフの切り替えは自動で行う。シャープの発表によると、24時間運転しても1日の電気代は約1.8円。価格は1万1,000円程度から。
アイデアLED電球は今後も増加
現在、さまざまな分野で開発が進むIoT製品。当たり前だが、ネット接続や高機能化のためには電力が必須だ。それゆえ、IoT製品や高機能デバイスの普及には「電力をどうやって確保するか」という問題が大きく影響する。その点、ソケットから安定的に給電できる電球は、間違いなくIoT化や高機能化に適している。
そして、ベンチャーのみならず、ソニーやシャープなどの大手家電メーカーも続々と参入。加えて、クラウドファンディングを使えば、小さな事業主や個人であっても資金を集めやすくなっている。今回は「電球+スピーカー」「電球+監視カメラ」「電球+消臭機能」の製品を紹介したが、今後もアッと驚くような画期的なLED電球の開発は進んでいくだろう。
(文=加藤純平/ライター)
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