ビジネスジャーナル > ITニュース > 4Kテレビの選び方・究極ガイド!
NEW
安蔵靖志「家電を極める!」

4Kテレビの選び方・究極ガイド! 各項目別の採点表&評価リスト!

文=安蔵靖志/IT・家電ジャーナリスト
【この記事のキーワード】, , ,
4Kテレビの選び方・究極ガイド! 各項目別の採点表&評価リスト!の画像1ひかりTV HP」より

 7月15日にフランスの優勝で幕を閉じた「2018 FIFA ワールドカップ ロシア」をきっかけに、自宅リビングのテレビを4Kテレビに買い替えたいという人も多いのではないだろうか。

 家電量販店・ネット通販の実売データを集計する「BCNランキング」によると、4K液晶テレビの平均単価は2015年12月に約18万9700円だったのに対し、2017年12月には12万9700円まで下がっているとのこと。4K有機ELテレビは2017年6月の44万5800円から2017年12月には34万4800円まで下がっている状況だ。50インチ以上の大型も出るだけでなく、40インチクラスまで4Kテレビが出てきていることも大きな要因のひとつだと考えられるが、4Kテレビを買いやすくなってきていることは確かだ。

 しかし、気になるのは「買い替えどき」ではないだろうか。4Kテレビは確かに魅力的だが、「今買い替えてもいいの?」という人も多いことだろう。2018年12月にはBS/110度CS放送で4K本放送がスタートするため、4Kチューナーが搭載されたモデルを購入したほうがいいのではないか、と思う人もいるかもしれない。そこで本稿では、4Kテレビの買いどきや、買い方・選び方を前後編に分けて紹介していきたい。

見たい4Kコンテンツによって選ぶべきテレビが分かれる

 4Kテレビを選ぶ上でまず重要になるのが、「どんな4Kコンテンツを視聴するか、視聴したいか」だ。4Kテレビは地上デジタル放送やBS/110度CS放送などのフルハイビジョンコンテンツを高画質化(高解像度化)する機能を搭載しているため、フルハイビジョンテレビよりも確実に高画質な映像を楽しめる。とはいえ、せっかく4Kテレビを購入するなら、より高画質な4Kコンテンツも楽しみたいのが人情というものだろう。

 現在、4Kコンテンツを視聴する手段は大きく3つある。

ハードルは高いが、安定して楽しめる「4K放送」

 ひとつめは4K放送を視聴するパターンだ。BS/110度CS放送による4K放送は2018年12月1日にスタートする予定だが、現在すでに124/128度CSデジタル放送では「スカパー! 4K」(光回線でも視聴可能)、光回線経由では「ひかりTV 4K」といった4K放送がスタートしている。これらの放送に対応するチューナーを搭載しているテレビなら、アンテナを立てたり回線を契約するだけで視聴できるようになる。とはいえ、少しハードルが高いもの確かだ。

※以下、●●●●●満点中の評価

【導入しやすさ】●●
アンテナの設置や光回線の導入などが必要になるため、決して楽ではない

【コンテンツ数】●●●●
さまざまなジャンルの番組をリアルタイムで視聴できるのが大きな魅力

【画質】●●●●
Ultra HD Blu-rayの画質には及ばないものの、十分な高画質を実現している

【視聴の自由度】●●●●
リアルタイム視聴、もしくは予約録画して視聴する必要がある

安蔵靖志/IT・家電ジャーナリスト

安蔵靖志/IT・家電ジャーナリスト

家電製品総合アドバイザー、スマートマスター、AllAbout家電ガイド。ITや家電 に関する記事執筆のほか、家電の専門家としてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演

Twitter:@https://twitter.com/anzou

4Kテレビの選び方・究極ガイド! 各項目別の採点表&評価リスト!のページです。ビジネスジャーナルは、IT、, , , の最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!