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安蔵靖志「家電を極める!」

4Kテレビの選び方・究極ガイド! 各項目別の採点表&評価リスト!

文=安蔵靖志/IT・家電ジャーナリスト
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回線速度がネックになる可能性はあるが、手軽な「4K VOD

 2つめは「VOD(ビデオ・オン・デマンド)サービス」を使う方法だ。ほとんどの4KテレビはWi-Fiもしくは有線LANによってインターネットに接続することで、多くの4K VODサービスを視聴できるようになっている。NetflixやAmazonプライム・ビデオ、dTV、U-NEXTのように月額固定料金で視聴できるサービスのほかに、4Kアクトビラのようにコンテンツごとに課金して楽しめるサービスもある。

 それぞれにコンテンツのラインアップや料金体系が異なるので、無料体験サービスなどを使って試してみるといいだろう。そのためにも、できるだけ多くの4K VODサービスに対応するモデルを選ぶことをオススメしたい。

【導入しやすさ】●●●●
インターネット回線さえあれば視聴可能なのでラクだが、4K画質で見るためには高速回線が必要になる

【コンテンツ数】●●●
視聴期間に制限はあるものの、多くのコンテンツが登場している

【画質】●●●
4K放送に比べてもビットレート(単位時間当たりのデータ容量)が小さいため、画質は3つのなかで最も低い

【視聴の自由度】●●●●
ラインアップしているコンテンツのなかから選ぶだけですぐに視聴できるので、放送を待ったりお店に行ったりする必要がないのが魅力

安定して高画質・高音質を楽しめる「Ultra HD Blu-ray」

 3つめが「Ultra HD Blu-ray」、いわゆる4Kブルーレイを見る方法だ。シャープ、ソニー、パナソニックのBD(Blu-ray Disc)レコーダーの最新モデルの多くがUltra HD Blu-rayの再生に対応しているので、テレビと同時にUltra HD Blu-ray再生対応のBDレコーダーを購入するというのもオススメ。安いモデルなら5万円前後から購入できる。

 ひとつめの放送視聴の場合、アンテナを立てたり光回線を導入したりする必要がある。2つめの4K VODも比較的高速なインターネット回線が必要になるため、若干ハードルが高い場合もある。しかしUltra HD Blu-rayならプレーヤーとディスクさえあれば安心して高画質なコンテンツを楽しめる。ディスクは決して安くはないが、3つの方法のなかでは最も高画質・高音質なので、その点も大きな魅力だろう。

【導入しやすさ】●●●●●
BDレコーダーやUltra HD Blu-rayプレーヤーを購入しさえすれば、すぐに視聴できるようになる

【コンテンツ数】●●
ハリウッド大作映画が中心で、まだ決して豊富とまでは言えない

【画質】●●●●●
ビットレートが最大で4K放送の約3倍ほどもあるため、圧倒的に画質がいいのが魅力

【視聴の自由度】●●
お店や通販などでディスクコンテンツを購入しなければならないのが最大のネックになるが、4K放送のように録画する必要はない

安蔵靖志/IT・家電ジャーナリスト

安蔵靖志/IT・家電ジャーナリスト

家電製品総合アドバイザー、スマートマスター、AllAbout家電ガイド。ITや家電 に関する記事執筆のほか、家電の専門家としてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演

Twitter:@https://twitter.com/anzou

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