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例えば、同じ環境でスピードテストしたところ、ドコモのiPhoneが3Mbps前後、同社のAndroid端末が8Mbps前後、auのiPad Airが20Mbps前後と通信速度に明らかな違いが生まれており、Dropboxなどのクラウドストレージからデータでダウンロードしようとすると、auでは遅延なく快適にダウンロードしてくれる。この程度のスピードが安定的に提供されれば、クラウドの本領が発揮でき、数年前からいわれてきた“スマートワーク”も現実味を帯びてくるのではないだろうか。
確かに、安定性という面では自分専用回線である家庭内無線LANに繋いだ場合が最も快適なのだが、移動中や外出先などではわざわざテザリングによってWi-Fiに繋ぐのが面倒なので、必然的に快適なLTE環境を利用できるauのiPad Airの利用頻度が増えていく。ビジネスシーンでは、使いたいときにすぐに使える俊敏さも重要なポイントであり、iPhone/iPadをビジネスで本格的に活用するためには、快適なLTE回線をセットで選ぶことは必須条件だといえるだろう。
現在まさに加速しようとしているビジネスシーンへのiPhone/iPadの普及拡大は、さまざまなクラウド型ビジネスソリューションの発展を生み出し、活用の幅がさらに拡大していくことで業務効率のアップや業務の質の向上が期待される。キャリア各社は、個人向け販売だけでなく、法人向けのソリューション開発や販売にも力を入れ始めているが、この動きが進めば「スマートデバイス+LTE+クラウド」による新しいワークスタイルは一気に定着するのではないだろうか。
(文=ライトフォーワン)
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