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iPhone 6は結局「買い」か?やはり魅力乏しい?ハード、機能面から徹底解剖!

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iPhone 6は結局「買い」か?やはり魅力乏しい?ハード、機能面から徹底解剖!の画像3大型化したがバッテリーの持ちは良くなっている

●iPhone 6 Plusだけに搭載された機能も

 ソフトウェア的な処理などはiPhone 6とiPhone 6 Plusで共通しているのだが、ハードウェア面では違いがある。それは単純なサイズの違いということではない。

 まずカメラ機能では、iPhone 6が従来式のものであるのに対して、iPhone 6 Plusは光学式手ブレ補正機能を搭載している。iPhone 6と共通で強化されたノイズリダクションや高速化したオートフォーカスなどと合わせると、かなり綺麗な写真が楽しめるだろう。

 もう1つ、近距離無線通信技術であるNFCチップもiPhone 6 Plusにのみ搭載された。今のところ日本ではあまり有効な使い道が確立されていないが、iPhone 6 Plusの人気次第では、国内でもさまざまなサービスが出てくるかもしれないと期待させられる。

iPhone 6は結局「買い」か?やはり魅力乏しい?ハード、機能面から徹底解剖!の画像4iPhone 6 Plusにのみ光学式手ブレ補正機能を搭載

●おサイフケータイにはならない

 近距離無線通信で、日本人にとって最も身近なのは「Suica」をはじめとする交通系ICカードや、多くの国産携帯電話に搭載されている「おサイフケータイ」機能だろう。

 しかし、iPhoneでおサイフケータイサービスが利用できるようになる予定は、今のところない。同じ近距離無線通信の中でも規格が違うため、おサイフケータイサービスで採用されている「FeliCa」と相互運用はできないからだ。

 アップルはNFCを利用したものとして「Apple Pay」という決済サービスを打ち出している。簡単にいえばiPhoneでクレジットカードを使うというサービスだ。クレジットカードをカメラで撮影すると、銀行と自動的に通信して使えるようになるという利便性や、使い捨ての番号を発行することでプラスチックカードでの決済よりも安全性が高まるというメリットはあるが、もともとクレジットカードを持っていない人は利用できないサービスだ。

 このサービスは10月から米国でのみ開始が予定されている。対応するのはVISA、Master、American Expressの3ブランドカードと、米国の8大銀行。クレジットカード社会である米国では、ある程度の需要が見込めるサービスで、専用の読み取り端末が導入される場所として、スーパーマーケットとともに外食チェーンのマクドナルドやサブウェイなどを予定しているという。

 日本でのサービス開始時期等は未定だ。開始されたとしても、クレジットカード利用を前提としているため、おサイフケータイのような手軽さには遠いかもしれない。

iPhone 6は結局「買い」か?やはり魅力乏しい?ハード、機能面から徹底解剖!の画像5クレジットカードをアプリに登録し、指紋認証などと合わせてNFCでタッチ決済を実現する「Apple Pay」

BusinessJournal編集部

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