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●バイラルメディアだからこそできる、ネイティブ広告
–今では、さまざまなバイラルメディアが林立していますが、「CuRAZY」立ち上げ当初から、うまくいくと考えていましたか?
伊藤 14年初頭は、日本のバイラルメディアの創成期でした。1月半ばに試験的に立ち上げた「CuRAZY」は、月間で900万PVを獲得しました。そこで、この市場は伸びると確信し、注力する決意をしました。
–「CuRAZY」にはバナー広告がありませんが、収益はどのように上げているのでしょうか?
伊藤 バイラルメディアは、サイト内部に掲載する記事広告や動画広告が収益の柱になります。当社でもオリジナルの動画広告の制作を開始しており、主催しているお笑いイベントなどでフリーの芸人30名と契約して動画に登場してもらっています。
今後は、企業から動画広告を受注してオリジナル動画を制作し、それを「CuRAZY」を通じてSNSへと拡散していきたいと考えています。当社は、CuRAZYで拡散したオリジナル記事を動画化することができます。さまざまな商品・サービスについて、FacebookやTwitterで盛り上がった記事をYouTubeユーザー向けに落とし込んでいく動画広告などの制作に注力していきたいです。
–ありがとうございました。
「CuRAZY」が収益源とする記事広告はネイティブ広告と呼ばれ、記事と広告をコンテンツの中に自然に溶け込ませ、サイトユーザーにストレスを与えず情報を届ける広告で、今後需要が高まっていくといわれている。しかしネイティブ広告はその裏側でクリエイティブが必要になるものだ。魅力的なネイティブ広告制作で他サイトに先行する「CuRAZY」の今後に注目したい。
(構成=大坪和博/PLAN G 代表)
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