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辻希美はブログで月収6百万円?「炎上商法」で荒稼ぎする芸能人、閉鎖しないワケ

文=長谷英史/A4studio
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 では実際、芸能界トップのブログ長者はどれほどの大金を得ているのだろうか。

「ある雑誌の試算では、ブログの収入ランキングでトップと目されている辻希美さんは月600万円くらい稼ぎ、夫の杉浦太陽さんと合わせればブログだけで月間1000万円に迫る収入があるともいわれていました。。実際のところはご本人にしかわかりませんが。

ともかく、炎上ブログは儲かる仕組みが出来上がっているのです。ドランクドラゴンの鈴木拓さんも炎上の常連ですが、彼の場合はその仕組みを熟知しているから、あからさまに炎上させようとしていますし、狙っていたのに炎上しないとぼやくぐらい。余談ですが、個人的に絶対にブログをやったほうがいいと思うのは張本勲さん。毎週日曜日の報道番組『サンデーモーニング』(TBS系)での“喝!”発言がしょっちゅう叩かれています。その張本さんが、もしブログを持っていたら毎週日曜の放送後にアンチによるアクセスが集中するでしょうから、絶対に大儲けできるはずです(笑)」(同)

ポイントは炎上ワードの熟知と鈍感力

 記憶に新しいところでは、実業家の堀江貴文氏が「飯炊き3年、握り8年」といわれる寿司業界の伝統について「イケてる寿司屋はそんな悠長な修行しねーよ」などとTwitterで発言して批判を集めていたが、堀江の場合も故意に炎上させているように思える。

「堀江さんは仕事を腐した話もするし、マナーについても言及しています。これらの話題は賛否両論あるため注目を集めやすいということを、彼は理解しているのでしょう。つまり、燃料となる“炎上ワード”を熟知したうえで、じゃんじゃん投下しているイメージです。実は炎上させられる人の中でも、“一発屋で終わってしまう人”と“燃やし続けられる人”に分けられます。辻さんや堀江さんはもちろん後者です」(同)

 とはいえ、ネガティブなメッセージが怒涛のごとく押し寄せてくるのだから、炎上による精神的ストレスの凄まじさは想像に難くない。

「きっと炎上慣れし、徐々に耐性がついていくのでしょう。辻さんもブログを開始してからしばらくは、コメント欄にひどいことを書かれたり、電子掲示板サイト『2ちゃんねる』で叩かれていることを知って、『もうブログは辞める』と言っていた時期もあります。しかし数年たって、いくら炎上しても実生活に被害が及ばないことに気づき、次第に耐性がついて、それならば儲かるほうがいいという思考になったのだと思います。ちなみに、アマゾンのカスタマーレビューに1がたくさんついて炎上する例もありますが、あれは悪い炎上でお金になりません。その本のページを見に来る人は増えますが、その1だらけの評価の本をあえて買ってくれる人はほとんどおらず、当然利益もごくわずかです」(同)

 炎上ビジネスで一財を築けるかどうかは、アンチが発生しやすいキャラクターと知名度だけでなく、炎上ワードを嗅ぎ付ける能力と、どんなに叩かれても心が折れない鈍感力が必要ということだろうか。
(文=長谷英史/A4studio)

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