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希望の党が惨敗へ、早くも小池百合子氏の責任論浮上…傲慢さ露呈で有権者から嫌悪感

文=編集部
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小池知事は自民党で安倍首相と距離を置く石破茂氏に近いが、松井知事は安倍首相に近く、改憲でも協力姿勢を見せている。また、『小池知事は維新と組んだことで20議席は失った』(政治評論家)との指摘もあり、維新との連携効果は選挙後になってみないとわからない。希望の党に逆風が吹き始めたのは、小池知事が『民進党の方々を全員受け入れる気持ちはさらさらない』と“排除の論理”を持ち出してからだ。そして、公認候補者に憲法改正、安全保障法制などの“踏み絵”を踏ませるやり方は、有権者の目には傲慢と映った」(別の永田町筋)

 公示日の10日、小池知事の不出馬が確定してから、希望の党の迷走は鮮明になり、選挙後の首班指名では誰に投票するのか、いまだにはっきりしていない。

「公示前、政権交代が起きなくても自民が50議席以上減らして大敗すれば、自民党内の責任論で安倍首相退陣は必至と見られていた。しかし、現在は希望の党が60議席に届かなければ、小池氏に対して責任論が出てくると見られており、早くも責任論が浮上している。小池氏は簡単に代表辞任するだろうが、国政復帰へのハードルはかなり上がるだろう」(同)

 あと1週間で再び小池旋風を巻き起こすことはできるのか、注目だ。
(文=編集部)

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