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宮川選手は全日本大学選抜にも選出されるなど将来を嘱望されていた実力者だが、5月上旬には内田前監督から「試合には使わない。代表も辞退しろ」と命令されていたという。そして、「アメフトを続けるのが苦痛。自分にアメフトを続ける権利はない。やるつもりもない」と引退を表明。これに対して、インターネット上では「夢を追いかけてきた若者の人生を潰した」「全日本レベルの選手が簡単に干されてしまう業界の体質がヤバい」との声があがっている。
著名人も反応しており、映画評論家の町山智浩氏はツイッターで「この日大選手の会見は、今、日本で起こっている恐ろしい事態(森友、加計、働かせ方改革)すべてに通じる、戦時中から続く、特攻隊や鉄砲玉や中間管理職の地獄のすべてが象徴されているんだ」「これは『鉄砲玉を命じられたヤクザだよ』」と憤りをあらわにしている。
また、コラムニストの小田嶋隆氏も「カミカゼ特攻の内幕みたいな話だなこれ」と率直な感想をツイートしている。さらに、ジャーナリストの津田大介氏が「監督コーチともアメフト界から永久追放になるのでは」とツイートしているように、監督とコーチに対しては「いったいどう責任を取るのか」「まさに組織的パワハラ」と厳しい指摘が相次いでいる。
いったい、事態はどのように収束するのだろうか。
(文=編集部)
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