GW、銀行も10連休？ATM手数料アップ、連休中の自動入金サービスに注意

ネット銀行は連休も関係ない？

　そもそも、ATMやネットが営業の場であるネット銀行などの対応はどうか。3月時点ではほとんど触れていない銀行が多かったが、4月に入ってお知らせが増えてきた。なかでも注意が必要なのは、ソニー銀行と住信SBIネット銀行だ。

　ソニー銀行はネットバンキングもATMも原則は通常通りだ（システムメンテナンスのため月曜2：00～5：00はネットは利用不可）。

　ただ、ソニー銀行の「おまかせ入金サービス」を利用している人は、いつもと入金日が変わる。これは、本人名義の別の金融機関口座からソニー銀行の円普通預金口座へ、指定した金額を毎月自動的に入金してくれるもの。たとえば、給与振り込みされる口座は別の銀行にあるが、ソニー銀行で積み立て定期や住宅ローンの返済をしている場合などに使える。もし、毎月27日に入金という設定をしているなら、今回は先方金融機関からの引き落としが5月7日（火）、ソニー銀行への入金が5月13日（月）と、かなり遅くなる。

　住信SBIネット銀行で他行からの定額自動入金サービスを利用している人も同様の注意が必要だ。やはり4月27日引き落としが今回は5月7日になり、住信SBIネット銀行への入金は13日になる。5月5日に指定している場合も7日の引き落としに変わり、口座へは13日に入る。

　これらの銀行で12日までにローンなどの引き落としがある場合は、自分で入金しておく必要があるので注意したい。また、他行あての定額自動振込サービスを利用している場合も注意が必要なので、ホームページなどで確かめてほしい。

　なお、イオン店舗内などに支店を持つイオン銀行も、もちろん10連休中の対応を記載している。「店舗の営業について…通常通り営業します」「ATMのご利用について…通常通りご利用いただけます（※ただし設置先や提携金融機関により利用可能時間が異なる）」と清々しい。映画館などエンタメ施設を備えるイオンモールは、逆にこの連休は客が見込めるはずだから、そもそも休んでいる場合ではないのだろう。※ネットバンキングも通常通りだが、4月30日（火）23：30～5月1日（水）7：00は臨時メンテナンスを行う予定で利用できない。

　いずれにしろ、自分が利用している銀行のホームページは確認しておこう。