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例えば、1回に10万円程度の株式を購入。12万円に上がった時点で売却して2万円の利益を手に入れる。そして、またその10万円で別の株式を購入。また、上がったら売って、ちょこっと利益を稼ぐ。これを年間5回繰り返せば、5~10万円は利益が出るだろう。2割の源泉が引かれない分、効率のいい投資法となるはずだ。
2つ目は、配当利回りのよい株主優待銘柄を購入して、配当と優待をダブルで取得する方法。題して「総合利回り投資」。例えば、TOKAIホールディングスは静岡県のケーブルテレビ事業を行っている会社だが、株価は345円(100株単位)。配当利回りは3.48%だ(5月7日終値)。最低購入金額は3万4500円だが、株主優待として100株当たり1000円のQUOカードが年2回もらえる。つまり、配当1200円と1000円のQUOカードを足して、総合利回りを計算すると6.37%になる。
こうした銘柄ばかりを狙い撃ちして保有すれば、それだけでかなりおトクな投資となるし、リスクも少ない。
3つ目は、Jリート投資。こちらも40超の銘柄があるが、比較的高い分配金利回りとなっている。例えば、日本プロロジスリートは、流通倉庫を中心に投資するリート。株価21万3600円(1株単位)で、分配金は半年で2168円。分配利回りは2%となる。株価も上昇基調で、分配金も確実に受け取れるため、長期保有を望める。
株価の乱高下が激しい昨今のマーケットでは、NISA利用で確実に儲けていくことが大事だ。
(文=酒井富士子/経済ジャーナリスト)
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