ダイエットや語学の習得、勉強、運動など、何かを継続することは難しい。もし新年に立てた目標があるとして、その後、しっかりと継続できているだろうか? 「そういえば続けられていないな…」と思う人は多いのではないだろうか。継続を成功させるために大事なことは、やる気の根を絶やさないこと。そして、ついついやってしまうことを「やめる」ことがコツだ。『続けられる人になるための37の「やめる」』(三浦孝偉著、ぱる出版刊)には、三日坊主にならずに継続するためのノウハウが紹介されている。では、一体どんなことをやめればいいのか?
モチベーションに頼ることをやめよう
たとえば、モチベーションに頼るのを「やめる」。
モチベーションが高いときに人が発揮するエネルギーは素晴らしいものがあるが、それはなかなか長くは続かず、一瞬でなくなる。そのため、「なぜ継続したいのか?」「どうしたいのか?」と、もっと本能と向き合わなければならない。
また、モチベーションには上限があり、MAXの状態からどんどんなくなっていく。そして、時間の経過とともにまた増量していくものだ。ただ何も考えずに上限が決まっているモチベーションを使い切ると、そこからの復活が大変になる。
では、多くの成功者はどうしているかというと、モチベーションに頼っていない。彼らは「続けられるルール・仕組み」とそのコツを理解し、継続できているのだ。
タイミングを待つのをやめてすぐに行動する
もう一つは、最高のタイミングを待つのを「やめる」。
「今は忙しいから」「もっと落ち着いたら」「タイミングを待って」ということを理由に、新しいチャレンジや継続を諦める人は少なくないが、それでは成果を出すことができない。最高のタイミングは待っていてもなかなか来ないのだ。
自分が欲しい未来を描くことができて、しっかりとそれに向かって継続しようと思えたら、自分の気持ちに従い、すぐに行動を起こすことが大切だ。
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本書では、SNSとのうまい付き合い方や時間を使いこなすコツ、リフレッシュのやり方なども紹介している。三日坊主の自覚がある人は、継続するノウハウを本書から身につけてはどうだろう。(T・N/新刊JP編集部)
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。