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日本の食、中国輸入依存の怖い実態…輸入品検査、全体のたった8%

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スーパーのチラシに載っている輸入食品

 野菜の高騰が食卓を直撃している。鍋に欠かせない白菜がひと玉600~800円。大根が1本300円と、例年の倍以上の異常な高値が続いている。

 こうした状況になると人気化するのが、1袋30円程度と安価なモヤシだ。筆者が以前、モヤシ製造企業の経営者に話を聞いた際、「普段は安売りの目玉商品にされ、(野菜高騰で)困ったときは注文が殺到する。たまりませんよ」と嘆いていた。

 昨年秋の長雨、冬場の寒さ、大雪など天候による影響が野菜高騰の背景にあるが、世界的な大干ばつ、異常気象で農産物の生産がガタ落ちしたら、多くの食料品を輸入に頼っている日本の食料事情はどうなってしまうのだろうか。

食料輸入大国”といわれて久しい日本の実態を調べてみた。

 農林水産省のまとめによると、2017年1月から11月までの農林水産物の貿易額は8兆5575億円。7兆8417億円の輸入超過である。輸入は11月末時点で前年実績(8兆5480億円)を上回った。農産物に限ると、輸出4412億円、輸入5兆8828億円で、5兆4416億円の輸入超過だ。

 農産物の輸入実績を国別にみると、中国1438億ドル、米国1198億ドル、ドイツ841億ドル、イギリス600億ドル、オランダ559億ドル、日本502億ドル、フランス486億ドル、イタリア401億ドル、カナダ333億ドル、ベルギー329億ドルとなっている(15年実績=農水省サイトより)。

 日本は世界第6位の輸入国ということになる。米国は輸出額も1378億ドルと巨額で実質的には180億ドルの輸出超過。オランダ、フランス、イタリア、カナダ、ベルギーも輸出超過なので、輸入上位10カ国のうち輸入超過は、中国847億ドル、日本466億ドル、イギリス395億ドル、ドイツ129億ドルの4カ国のみだ。日本は世界第2位の「農産物輸入超過国」というのが実態だ。

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