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歩行者の信号無視を激減させる方法?広がるブランディングへの動画活用、その成功例

文=黒沼 透@torukuronuma/株式会社アクトゼロ
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『The Dancing Traffic Light』(無料動画共有サイト「YouTube」より)
動画URL http://youtu.be/SB_0vRnkeOk

 今回は、二人乗りの小型自動車ブランド「smart」が公開したバイラル(口コミで広がることを目的とした手法)動画広告をご紹介します。smartは #WhatAreYouFOR というスローガンを掲げ、街を楽しくするアイディアをTwitter上で募集しています。「もっとこうなれば街が楽しくなるのに」という自由なアイディアをユーザーから集めるためにつくられたバイラル動画広告です。

 例えば、赤信号でも道路を渡ってしまう人が後を絶たない中で安全性を実現する方法として、次のようなアイディアが動画で寄せられています。

歩行者の信号無視を激減させる方法?広がるブランディングへの動画活用、その成功例の画像11.「待つことが好きな人なんていません」
歩行者の信号無視を激減させる方法?広がるブランディングへの動画活用、その成功例の画像22.信号を待たず道を渡ろうとするカップル
歩行者の信号無視を激減させる方法?広がるブランディングへの動画活用、その成功例の画像33.「そのことが歩行者にとって交差点を最も危険な場所にしてしまっているのです」
歩行者の信号無視を激減させる方法?広がるブランディングへの動画活用、その成功例の画像44.「だけどもし待つことを楽しい時間に帰ることができたら?」
歩行者の信号無視を激減させる方法?広がるブランディングへの動画活用、その成功例の画像55.踊りだす赤信号のLED人形
歩行者の信号無視を激減させる方法?広がるブランディングへの動画活用、その成功例の画像66.「踊る信号」
歩行者の信号無視を激減させる方法?広がるブランディングへの動画活用、その成功例の画像77.街の一角には、LED人形が大きく映しだされた信号型のボックスが現れました。
歩行者の信号無視を激減させる方法?広がるブランディングへの動画活用、その成功例の画像88.続々と中に入っていく人たち。
歩行者の信号無視を激減させる方法?広がるブランディングへの動画活用、その成功例の画像99.中には何やらステージのようなものが
歩行者の信号無視を激減させる方法?広がるブランディングへの動画活用、その成功例の画像1010.目の前のモニターには「ダンスの準備はいい?」の文字が
歩行者の信号無視を激減させる方法?広がるブランディングへの動画活用、その成功例の画像1111.「こうして撮影されたダンスは信号機のLEDにリアルタイムで反映されます」
歩行者の信号無視を激減させる方法?広がるブランディングへの動画活用、その成功例の画像1212.こんなかんじで。
歩行者の信号無視を激減させる方法?広がるブランディングへの動画活用、その成功例の画像1313.赤信号の異変に気づき注目する信号待ちの人々。
歩行者の信号無視を激減させる方法?広がるブランディングへの動画活用、その成功例の画像1414.合わせて踊りだす女の子。
歩行者の信号無視を激減させる方法?広がるブランディングへの動画活用、その成功例の画像1515.「どうなったかって? 81%以上の人たちが信号をちゃんと待つようになりました」
歩行者の信号無視を激減させる方法?広がるブランディングへの動画活用、その成功例の画像1616.「しかもしっかり楽しんで待つことができたのです」
歩行者の信号無視を激減させる方法?広がるブランディングへの動画活用、その成功例の画像17

●smartのコンセプトに合った正しいブランディング動画

 そもそもsmartは、低燃費で環境にやさしい必要十分な二人乗りの小型自動車というコンセプトで始まったプロジェクトでした。2008年からは黒字化し、小型車ブランドとしてブランド認知を進めています。それまで一般車としては常識と考えられていた四人シートを捨てることで、二人乗りならではの高い居住性と安全性を実現した、まさにスマートな「発想の転換」がコンセプトにあったブランドです。今回の#WhatAreYouFORキャンペーンでも、その成り立ちと同じようにスマートな街についてユーザーにアイディアを募集しています。ブランドコンセプトを正しく表現した動画広告だといえます。


『Big city cars. Big nonsense?』
動画URL http://youtu.be/bjIvYfME0uA

 smartは過去にも、「次のsmartは巨大にする」というフェイクのコンセプト紹介動画を公開し、大きな話題を読んでいます。その根底に流れるのは軽快なユーモアです。消費者へのブランディングを目的として動画コンテンツの活用がますます進んでいます。
(文=黒沼 透@torukuronuma/株式会社アクトゼロ)

●株式会社アクトゼロ(http://www.actzero.jp/
 ソーシャルメディアマーケティング、コンテンツマーケティング、YouTube・Vineなどのネット動画プラットフォーム活用で、国内有数のクライアント実績を持つ。

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