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「高すぎる」マック、まやかしの業績回復でついに米国本社が「切り離し」…利益極小状態

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 日本マクドナルドHDは8月9日、16年1~6月期の連結決算を発表した。純損益が前年同期の262億円の赤字から1億円の黒字に転換した。中間期の黒字は2年ぶりだ。営業損益も182億円の赤字から4700万円へと、わずかだが黒字になった。それでも回復は半ばである。売上高は前年同期比23%増の1048億円だった。

 16年12月期(通期)の最終利益の予想は10億円。最高益だった11年12月期(133億円)には遠く及ばない。14年12月期の218億円の赤字、15年同期の349億円の連続赤字から、ようやく水面上に顔を出してきた段階だ。

日本マクドナルドの売却問題

 今年1月、筆頭株主の米マクドナルドが、日本マクドナルドHDの一部株式の売却検討を表明した。それから半年たつが、複数の投資ファンドと進めている交渉に目立った進展はない。

 売却交渉が難航している最大の原因は、理論値の2倍近いとされる割高な株価にある。業績に関係なく、株価は高止まりしている。先に触れたように株主優待が目当ての個人投資家が長期保有しているからだ。

 米マクドナルドは赤字経営で業績の足を引っ張る日本マクドナルHDを連結決算の対象から切り離したい。だが、安売りする気はないようで、投資ファンドと妥協点が見つからない。株価が高すぎて売却交渉は暗礁に乗り上げたままなのだ。

 米マクドナルドが中国、香港の店舗の売却も検討している。1次入札を終え9月に第2次入札に進むが、中国の外食大手や乳業企業などが名乗りを上げている。現地では、売却額は最大で3000億円に上ると予想されている。

 もしかすると、日本マクドナルドよりも中国マクドナルドのほうが早く売れるかもしれない。
(文=編集部)

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