NEW
湯之上隆「電機・半導体業界こぼれ話」

半導体の盟主、インテルの没落…4年後に韓国サムスンが世界首位逆転する理由

文=湯之上隆/微細加工研究所所長
【この記事のキーワード】

, ,


 これらの条件を基に、NANDの生産能力がどのくらい必要か、そしてNAND工場がどのくらい必要かを計算してみよう。NANDがストレージの50%を占めると仮定すると、

15ZB÷0.12ZB×150万枚÷4×0.5=2343.7万枚

となる。つまり、月産10万枚のギガファブが234棟必要となる。もし、NANDが70%を占めるとすると、

15ZB÷0.12ZB×150万枚÷4×0.7=3281.2枚

となり、ギガファブが328棟必要という計算になる。現在、世界にはギガファブが15棟しかないから、最低でも219棟、最大313棟のNAND工場が必要になるということだ。

 サムスンは、NANDの世界シェア1位のメモリメーカーである。世界のNAND市場が爆発する気配を見せている。このNANDがサムスンの成長のエンジンであり、それゆえ、20年にインテルを抜いて半導体売上高1位になるという予測は、実現可能性が極めて高いと考える。
(文=湯之上隆/微細加工研究所所長)

関連記事

プレスリリース入稿はこちら サイゾーパブリシティ