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加計学園理事長、急遽大阪地震翌日とW杯当日の「ドサクサ紛れ」会見で怒り噴出&逆効果

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加計学園の加計孝太郎理事長(写真:読売新聞/アフロ)
 学校法人「加計学園」の加計孝太郎理事長が6月19日に岡山県岡山市の学園本部で記者会見を開き、獣医学部の新設をめぐって加計理事長と安倍晋三首相との間に面会がなかったことをあらためて主張した。


 5月21日に愛媛県が国会に提出した文書によると、加計理事長は2015年2月25日に安倍首相と15分程度面談した。そして、加計理事長が「獣医師養成系大学空白地帯の四国の今治市に設置予定の獣医学部では、国際水準の獣医学教育を目指す」と説明したところ、安倍首相は「そういう新しい獣医学部の考えはいいね」とコメントしたという。

 これについて、野党は「加計理事長は安倍首相の腹心の友だから、獣医学部の新設を認可したのではないか」と追及。しかし、安倍首相は「加計理事長と面会をした覚えはない」と否定し、その証拠として首相官邸の入邸記録を提示していた。県文書についても、学園関係者からの報告内容であるため「伝聞の伝聞にすぎない」と信用性を認めていない。

 真実がわからないまま与野党の言い合いが進むなか、5月26日に加計学園がファックスで報道各社にコメントを発表。「当時の担当者が実際にはなかった総理と理事長の面会を引き合いに出し、県と市に誤った情報を与えてしまった」と県文書の内容を否定した。

 しかし、インターネット上では「そんな重大なことを間違えるなんてあり得ない」「愛媛県や今治市に嘘をついていたのだとしたら、それこそ大問題。県や市を騙して獣医学部の案件を進めさせようとしたのだから」「この説明で誰が信じるんですかね」と疑問の声が続出した。

 そして、約3週間後の6月19日に加計理事長が会見を開いたわけだ。しかし、このタイミングについて、「1年以上もだんまり決め込んで、わざわざ大阪の地震翌日とW杯の日本代表初戦の日にぶつけるなんて……ドサクサ紛れにしか見えない」「国会も会期末だし、やることがセコすぎ」「うやむやにしようという意図が丸見えで、まったく誠意を感じない」「むしろ逆効果で怒りが込み上げてくる」と批判が集中している。

 会見で、加計理事長は学園側が「愛媛県と今治市に嘘の報告をした」として、当時の担当職員を減給処分(10分の1、6カ月)に、理事長自身も給与を自主返納(10分の1、12カ月)することを発表した。また、安倍首相との面会については「3年も前で、記憶にもないし、記録もなかった」「(職員が)勝手にやった」とあらためて主張した。

 この対応についても、「理事長辞任ならまだしも、何も解明されず中身のない会見」「すべてが後手後手で日大の件に学んでない」「パフォーマンスにしか見えない」と辛辣な意見が飛び交っている。

 政治ジャーナリストの安積明子氏も、「Yahoo!ニュース」に有識者・専門家による「オーサーコメント」として「いきなりの会見ですね。東京から記者が参加することはほとんど不可能です(実際に、ニコニコ動画の生中継もありません)。よって追及が甘くなる可能性があります」と苦言を呈していた。

 真相が明らかになる日は、本当に来るのだろうか。
(文=編集部)

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