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メルカリ上場、創業者が億万長者に…保有株式の評価額は2千億円超え

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 山田氏は記者会見でこう語った。

「2018年6月期はUS(米国)が赤字なので、全体も赤字の見通しだ。US事業は5年以上展開しているが、日本に比べて成長のスピードは遅い。現時点では時期は明言しないが、十分に黒字化は可能だ」

 米国市場での成否が、メルカリの今後を左右する。

 一方、メルカリには課題も多い。盗品や現金など不正出品が社会問題になり、上場が遅れた。身元確認の強化などの対策をとり上場にこぎつけたが、個人同士の取引にはトラブルがつきものだ。今後、どう対応するのか、頭の痛い問題といえる。

MTGが7月に上場

 調査会社CBインサイツの調べによると、世界のユニコーン(創業10年以内で時価総額10億ドル超が見込める未上場企業)は240社。米国企業が116社、中国企業が71社に上るが、日本は人工知能(AI)開発のプリファード・ネットワークスと、EMS(電気筋肉刺激)による筋肉トレーニング機器「SIXPAD(シックスパッド)」を手掛けるMTGの2社にとどまる。

 そのMTGが7月10日、東証マザーズに上場する。

 創業者の松下剛社長は長崎県五島列島の出身。1988年、高校を卒業すると島を出て、愛知県の自動車部品メーカー、デンソーに就職。92年に退職すると、リフォーム会社の営業を経て起業。

 94年に名古屋市で中古車販売のオートサービスブレイズを創業し、99年にMTGへと社名を変更した。2004年、ミネラルウォーターを宅配する「Kirala(キララ)」を立ち上げ、主力事業のひとつに育てた。

 現在はシックスパッドをはじめ、美容ローラーなどの「ReFa」など美容・健康機器、化粧品の企画・製造販売を行う。

 サッカー選手のクリスティアーノ・ロナウド、歌手のマドンナなど、スーパースターを共同開発パートナーに招いた。「MTGのIPO(新規上場)で、広告宣伝に起用した彼ら2人が恩恵を受ける」と話題になっている。

 ウォーターサーバーのキララでは、ブランディングパートナーとして元フィギュアスケート選手の浅田真央を起用している。

 MTGの業績は好調だ。18年9月期の連結決算の売上高は前期比30%増の600億円、純利益は同28%増の55億円を見込む。販売は海外のグローバル事業が36.7%で主力。中国市場を中心に外国人の新たな購買を期待し、Eコマース(電子商取引)のダイレクトマーケティング部門を伸ばそうとしている。

 目論見書に記載している想定発行価格は5290円で、市場からの吸収金額は420億円程度。時価総額は2000億円以上となる。メルカリに続く新興市場の大型IPOとなるのは確実だ。
(文=編集部)

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