マツモトキヨシといえば、1990年代のドラッグストアブームで一世を風靡し、今なお我々の生活に欠かせない薬やコスメグッズなどを販売している、一大ドラッグストアチェーンだ。
同チェーンの歴史は、意外にも古い。1932年に千葉県の松戸市に開業した個人薬局店「松本薬舗」が、その始まりだった。51年に、創業者である松本清の名を冠して店名を「薬局マツモトキヨシ」に改名する。その後、順調に店舗数を増やしていき、2015年時点では722店舗にまで拡大した。
マツモトキヨシ、通称“マツキヨ”の特徴は、数百種類を超える豊富な市販薬に、充実した美容品の数々、さらには食料品まで取り揃えたそのラインナップの多さだろう。また、近年は「matsukiyo」という名でプライベートブランド商品も展開している。
今回は、「Business Journal 買うべき・買ってはいけない調査班」が独自リサーチを敢行し、「この夏、買うべきマツモトキヨシのおすすめ商品」を5つ選出。暑さ厳しいサマーシーズンに“マストバイ”なアイテムを紹介しよう。
素肌スッキリボディシート(せっけんの香り)12枚/178円(税込、以下同)
ちょっと外に出ると、あっという間に汗でベトベトになってしまうこの季節。「早くシャワーを浴びてスッキリしたい」なんて思いながら、仕事に勤しんでいる人も多いことだろう。そんなときに、ひとときの清涼感を与えてくれるのがマツキヨの「素肌スッキリボディシート」だ。
ボディシートは近年その種類を増やしているが、夏向きの商品というと、メントールがバリバリに効いた冷感特化型ばかり。サッパリはしたいが、そこまで肌をキンキンに冷やしたくない……という微妙なシチュエーションで役立つ商品は少ないように感じる。
そこで重宝するのが、このアイテムなのだ。ほどよいメントールの清涼感と、優しい石けんの香りのバランスは、まさに“シャワーを浴びたあとのようなサッパリ感”。保湿効果のあるヒアルロン酸が配合されている点も見逃せない。