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山田修「間違いだらけのビジネス戦略」

避難所で疲れ果てた人々を勝手に映すメディアを締め出すべき…重大なプライバシー侵害

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台風19号、東日本各地に被害 長野県(写真:AFP/アフロ)

 日本列島に大きな爪痕を残した台風19号。各地の避難所に身を寄せた人の数は5000人以上にのぼり、1週間たった時点でも4600人以上の人たちが避難所での不自由な生活を送っていた。

 避難所は災害時に緊急設置される施設だが、プライバシー保護や女性対応など一層のきめ細やかな運営の方策が求められる。避難所での安寧を妨げているのが実はマスコミの報道陣であることを指摘し、行政の断固とした対応を求めたい。

台風前日、電池がない!

 当家は都下郊外に位置し、大きな川の近くでもない。地震や水害などの自然災害からは比較的縁が遠い地域に暮らしてきた。だから、大型の台風接近などということになっても、準備行動などすることは少なかったし、ましてや事前避難を検討することなどなかった。「我が家が安心」というありがたい状態だったわけである。

 ところが今回、台風19号が接近して重大な警告が報道で繰り返されるので、さすがに少し不安となった。最大の不安は、「都内でも最大瞬間風速60メートルの可能性がある」という予報だった。おりしも、9月初旬に襲った台風15号の記憶はまだ新しかったし、千葉県で起きた停電と断水による生活の大停滞は一部継続していた。

 台風19号が上陸し関東を通過していったのは、10月12日(土)夕方から夜にかけてのことだった。前々日の10日になり当家でも風呂やバケツなどのあらゆる容器に水を張った。生活用水にあてるつもりであった。

 飲み水としてはミネラルウオーターの在庫は少しあったが、不安でもある。大手のネット通販を覗くとミネラルウオーターはほとんどが売り切れていた。ようやく在庫があるサイトを見つけ、しかも「翌日配送」とあるので注文し、一安心した。ついでに窓ガラスを補強するガムテープも発注した。

「これで安心」と思っていたら、翌日の11日になって愕然とすることとなった。「大変ご迷惑をおかけしますが」というメールがネット通販会社から来て、「本日の配送が難しくなりました」というではないか。到着は台風通過後となるという。「それでは役に立たない」ということでキャンセルしてしまった。

 そうこうしているうちに家人が「停電するかもしれない」と言いだした。民間の気象予報会社が発表している「停電リスク予測マップ」に当家の地域が「警戒地域」として示された、というのである。懐中電灯はあるが、点検してみると単1電池がひとつ足りない。水もない、ガムテープもない、電池もない、ということで台風上陸の前日に私は車で走り回る羽目になった。

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