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2016.04.03 14:35

世界を股にかけ「訳アリ商品」で数100億円を荒稼ぎ。イギリスに「国家的な損失」を与えた買い物上手な日本人たちとは
(文=藤田ハチ子)

『牛肉霜降り500gが、なんと2000円(税別)!』
暇なときにネットサーフィンしていると、そんな魅力的な広告ばかりに目が行ってしまう今日この頃。ついついクリックしてしまう商品は、たいていの場合いわゆる「訳アリ」だったりしますよね。
「見切り品」「B級品」なんて呼び方をされていますが、今や「訳アリ商品」は我々庶民の強い味方として、すっかり定着した感があります。なにせウィキペディアに登録されているくらいですから。
しかし、この訳アリ商品。実際に購入する際、どうしても頭によぎるのが「世の中そんなに甘くないんじゃないか」ということ。訳アリだから安いのは理解できるけど、”訳アリ以上の訳アリ”、そんな粗悪品を掴まされたらという不安はなかなか拭えません。
特に『外国の商品』となると参考になる知識も少ないため、もはや「ギャンブル」といっても過言ではなく、いくら安くとも購入には多少の勇気が必要な場合もあります。
ただ、”本当に買い物上手”な方々は事前にしっかりと情報を入手して、外国から自信を持って「訳アリ商品」を購入しています。今回は、そんな買い物上手な日本の競馬関係者が、外国から”訳アリ”の馬を購入したお話をしようと思います。
購入金額は「8億円」と「16億円」です。
日本だけでなく、アメリカや欧州など世界中に根付いている競馬。その歴史は16世紀から続いているといわれています。そんな中、1991年にJRA(日本中央競馬会)がイギリスから購入したのが、欧州で「20世紀最強の名馬」といわれているダンシングブレーヴです。
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