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家飲みは、こんなに楽しい!“居酒屋以上”に演出する「三種の神器」とは?

文=河岸宏和/食品安全教育研究所代表
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家飲みは、こんなに楽しい!“居酒屋以上”に演出する「三種の神器」とは?の画像1「Thinkstock」より
 定期的に賃金が上がらなくなって久しいですが、最近、居酒屋の売り上げも下がってきています。しかし、コンビニエンスストアやスーパーマーケットの酒類、おつまみ類の売り上げは伸びているところを見ると、居酒屋よりも家でお酒を飲む人が増えているようです。特に、若者にその傾向があるといわれています。

 友人を招いて自宅で飲んだ時、「お前の家で飲むと、本当においしいな」と言われるために、準備することが3つあります。

 ホームパーティーをするために、泥つき野菜を調理してサラダを作ったり、牛肉のかたまりからローストビーフを作る必要はありません。本当に簡単な3つの準備だけで、飲み放題の居酒屋よりも満足する夜を過ごすことができるのです。

 最初の準備は、グラスです。水を飲みながらお酒を飲むと、悪酔いしにくくなります。おいしい水は、おつまみ代わりにもなります。水をおいしく飲むためのグラスは、飲み口がなるべく薄いものがおすすめです。

 同じ水を、同じ温度で飲み比べてみてください。簡単に割れない居酒屋のグラス、少し薄いグラス、非常に薄いグラスで飲み比べてみると、おいしさの違いが驚くほどわかるはずです。

 2つ目は、水や炭酸水にこだわることです。人間の体は60%以上が水分でできているといわれています。特に、夏など汗をかく時季は、体が水分を要求しています。そのような時に水を口に含むと、おいしいと感じます。

 水を購入する時、価格の安さだけで選んでいないでしょうか。2リットル100円以下の水は、水道水よりおいしくないかもしれません。

 炭酸水も、安さだけで選んでいないでしょうか。友人を部屋に誘う前に、硬水、軟水、国産品、輸入品を含めて、選び抜いたグラスで同じ温度で飲み比べてみましょう。

 友人の好みの水があるかもしれませんから、家飲みの前にはさりげなく確認が必要です。

「氷」だけでも味が変わる

 最後のポイントは、氷です。冷凍庫の氷を使用しないで、必ず買ってくることをおすすめします。この3つ目だけを実行しても、おいしくお酒を飲むことができます。また、水道水に買ってきた氷を入れるだけでも、味が違ってきます。

 家庭の氷と専門店の氷は、製造方法がまったく異なります。飲食店でも、高級店以外は専門店の氷を使用しないお店が多くなってきました。残念なことですが、味よりコストを重視した経営判断といえます。

 専門店の氷は、溶けるスピードが遅いのです。そのため、飲み物が薄まるスピードが遅くなり、ロックなども最後まで味が変わりにくくなります。

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