アクリル冷水筒(約2リットル)/790円
冷蔵庫に冷えたお茶を常備しておくのは、夏の日本ならばよく見られる光景だろうが、どんなピッチャーにお茶を入れるかというのも大事なポイントだ。そこで、無印良品の「アクリル冷水筒」をおすすめしたい。
この冷水筒は、約2リットル入るたっぷりサイズのうえ、フタ部分にカゴがついている。そこに水出しのティーバッグを入れておけば、沈むことなく、お茶の成分がピッチャー全体にまんべんなく広がるのだ。
もうひとつのおすすめポイントは、ピッチャー自体を横に寝かせても水漏れしないということ。これは“パッキン+ねじ式”が採用された密閉度の高いフタと、側面のデザインが平らに加工されているおかげである。冷蔵庫がパンパンなときも、収納するのがいくらか楽になることだろう。
水出し はと麦&レモングラス/350円
暑い夏の水分補給には、ミネラルたっぷりの麦茶が一番だという家庭も多いだろうが、いつも麦茶ばかり飲んでいても飽きがきてしまうのではないか。そんなときに提案したいのが、無印良品の「水出し はと麦&レモングラス」だ。
サマーシーズンを中心に発売されており、無印良品のなかでも特に高い人気を誇るこのティーバッグには、一般的な麦茶の主成分である大麦に加え、美容効果と玄米のような香ばしさを兼ね備えた、はと麦が含まれている。そこに、赤い色合いとまろやかな甘みを持ったルイボスと、夏らしい爽やか風味のレモングラスが合わさって、さっぱりした飲み口に仕上がっているのだ。350円で1リットル用のティーバッグが20袋入りという、コスパの面でも優秀な商品である。
ごはんにかける 宮崎風 冷や汁 145グラム(1人前)/250円
夏の大敵といえば、夏バテだ。しっかりと栄養を補給しなければならないのに、夏バテのせいで食欲が失せてしまうようでは、悪循環に陥る一方だろう。そこで救世主となってくれるのが無印良品のレトルト食品、「ごはんにかける 宮崎風 冷や汁」だ。
冷や汁とは、味噌をだし汁で溶いたものを冷やし、それをごはんにかけて食べるという、山形県や宮崎県などの郷土料理。無印良品であればそんな冷や汁を、冷蔵庫で冷やしてごはんにかけるだけで簡単に食べられる。
味噌のコクや、アジなどの魚介類の旨味が凝縮された味わいは絶品。化学調味料や合成着色料が不使用という安心感もあるし、キュウリやミョウガ、大葉などを刻んで加えれば、レトルトとはいえども、より本格的になる。何度か食べているうちに、夏が過ぎても冷蔵庫にストックしておきたくなるほど気に入ってしまうかもしれない。
シンプルかつ機能的な、無印良品のアイテムたち。今年の夏も相変わらず、人々の生活に寄り添った“良品”を届けてくれている。今回紹介した商品は、この季節に特に活躍が期待される逸品ばかりなので、店舗に足を運んだ際は、ぜひともチェックしてみてほしい。
(文・取材=「買うべき・買ってはいけない調査班」from A4studio)