安納芋のクレープ/298円
秋の季節感満載な「安納芋のクレープ」は、その名の通り安納芋のペーストが乗っており、さらに安納芋クリームとホイップクリーム、スポンジケーキが、厚めのモチモチのクレープ生地で包まれている逸品。
芋あんということで、甘過ぎはしないかとの心配が頭をよぎる方もいるかもしれないが、ペースト状の芋あんの風味は、良い意味で“ほとんど芋そのもの”なので意外とあっさり。スイートポテトがそのまま乗っていると言えばわかりやすいだろうか、コンビニながらも高級感の漂うデザートである。
芋や栗など秋の味覚のデザートが増えているが、安納芋を使用したコンビニスイーツは今のところあまり外れナシといった印象だ。
梅と蒸し鶏のとろーり豆腐/338円
とろっとろの豆腐に梅と蒸し鶏、きゅうり、わかめといった具材が乗った「梅と蒸し鶏のとろーり豆腐」。最大のおすすめポイントは、とろとろとした食感としっかりした香りが特徴的な、北海道産大豆を使用した豆乳でつくった豆腐だろう。パックで売られている豆腐とは一味違った食感と味わいを堪能できるのである。
豆腐に醤油をかけると味が強すぎると感じる人もいるだろうが、こちらはかつお節の出汁と昆布の旨みが効いたタレとなっており、あっさりまろやか。具材の味を引き立てるようなベストな存在感を保っているのだ。
蒸し鶏もしっとりとしていて、豆腐との相性は抜群。豆腐なのでこれ単体で一食分の満足感が得られるというわけではないが、蒸し鶏などのトッピングのおかげで意外と腹持ちはいい。それでいて137キロカロリーと低カロリーなのもうれしいところ。コンビニ食は栄養が偏りがちになるので、いつもの弁当などにプラスで添える一品として最適だろう。
ヨーグルトドリンク バナナ/128円
ブルーベリーやストロベリーのヨーグルトドリンクはコンビニでもよく目にするが、この「ヨーグルトドリンク バナナ」のようなバナナベースのものはあまり多くはない。バナナの果肉感がほどよく、飲むことの邪魔にはならない程度だが、確かな存在を感じられるのである。
タピオカブームに続き、バナナ系ドリンクがちょっとしたブームを巻き起こしている今日この頃。バナナは美味しいだけでなく食物繊維やビタミンCなどの栄養価も高いので、まずはこの「ヨーグルトドリンク バナナ」で、バナナ系ドリンクを試してみるのもいいだろう。
――食欲の秋ということもあり、ファミマでは季節を感じられる魅力的なフードメニューを続々と新発売している。コンビニの商品は入れ替わりも早いので、今回紹介したなかで気になる商品があった方は、早めに購入して実食してみることをおすすめする。
(文・取材=「買うべき・買ってはいけない調査班」from A4studio)