忙しいビジネスパーソンにとって、基本的に24時間いつでもすぐに購入でき、しかも美味しい食事の揃うコンビニエンスストアはかなり貴重な存在といっていいだろう。ホットスナックや冷凍食品などコンビニのフードは以前から高い評価を得ていたが、昨今は特にチルド食品のクオリティー向上に目を見張るものがある。
さて、そんなコンビニ業界の王者であるセブン-イレブンは、国内2万1000店舗以上(2019年8月末日現在)を展開しており、19年8月度の売上高は前年同月比102.4%と、好調をキープしているようだ。
そこで今回は、チルド商品などのクオリティー向上を続けながら、流行りものや季節商品などの新展開も常に事欠かないセブンの、「この秋、買うべきセブン-イレブンの食品」をお伝えしたい。5品厳選しているので、食欲の秋の活力になるようなお気に入り食品をぜひ見つけていただきたい。
【この秋、買うべきセブン-イレブンの食品5選】
とみ田監修 濃厚豚骨魚介冷し焼豚つけ麺/550円(税込、以下同)
千葉県松戸市に店舗を構える「とみ田」監修の「濃厚豚骨魚介冷し焼豚つけ麺」。2段重ねになった容器は上段にゆで麺と具材が、下段にはつけ麺用のスープパックが収納されている。
試食した際の感想だが、まず付属のほぐし水を麺にかけ箸で持ち上げれば、麺のからまりはスルスルと解けていくので、冷し麺にありがちなストレスもさほどなく食べ進めることができた。麺は特有の少し茶色がかった極太麺で、スープはこの太さの麺をつけて食べるにはピッタリのドロドロ豚骨魚介スープだ。コンビニチルドラーメンの底力を感じさせるような旨味が素晴らしく、ファンが多いことにも頷ける。
具材は香り付けのゆず皮と、定番の焼豚、味付メンマ、ネギといったラインナップ。焼豚は冷し麺にぴったりの脂身少なめあっさりタイプだが、とても柔らかくしっとりとしていて流石といえる。ラーメン専門店の味にも近づいているこのクオリティーのつけ麺を、コンビニでいつでも手軽に、しかもほぼワンコインで購入できることを考えると、「買うべき」に推すに相応しい逸品と言えよう。