ビジネスジャーナル > ライフニュース > 間違いだらけの食事制限 空腹が健康  > 2ページ目
NEW
新見正則「医療の極論、常識、非常識」

間違いだらけの食事制限…1日1食と3食、どちらがよい?「空腹」が健康をもたらす!

文=新見正則/医学博士、医師

 ですから、お勧めは常識君の発言のように1日3食の生活を基本にして、炭水化物脂肪を減らす食事にする。そしてときどきは非常識君が言うように飢餓を楽しむのです。つまり空腹を楽しむのです。空腹の時こそ、貯えた脂肪を燃やすスイッチが入るのです。最初は5分の空腹でも辛いのです。でもちょっとした挑戦を繰り返すと、30分、1時間、2時間と空腹に耐えることが可能になります。ときどき昼食を抜いてみましょう。そんな生活が健康的と最近は思っています。

 運動の前に食事をするのか、運動の後に食事をするのかも問題になります。これも、脂肪を正しく燃やすシステムを持っている人にとってはどちらでもいいのです。運動の初心者で脂肪を上手に燃やせない人は、空腹時の運動はちょっと危険です。
(文=新見正則/医学博士、医師)

新見正則/医師、新見正則医院院長

新見正則/医師、新見正則医院院長

外科専門医 /消化器病専門医 /消化器外科専門医 /消化器内視鏡専門医
慶應義塾大学医学部卒業後、外科医として研鑽を積む。大学病院や関連病院で診療にあたるほか、英・オックスフォード大学にて博士課程を修了。
新見正則医院 公式サイト

間違いだらけの食事制限…1日1食と3食、どちらがよい?「空腹」が健康をもたらす!のページです。ビジネスジャーナルは、ライフ、, , , の最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!