翌朝ヒドい二日酔いにならないお酒の飲み方!悪酔いを防ぐ「おつまみ」はこれだ!
12月に入り、これから年末に向けて忘年会、年が明けたら今度は新年会と飲み会が続く時期ではないでしょうか。
できるだけ、翌日に引きずらないようにと思いながらも、気づけば飲みすぎてしまい朝になって後悔という方も、少なくないかもしれません。もちろん、「飲みすぎないようにする」というのは大前提ではありますが、そうもいかないときもあるでしょう。
今回は悪酔いや二日酔いの防止にオススメの方法をご紹介します。
そもそも、なぜ二日酔いになるのか?
その原因や症状はさまざまですが、たとえばズキズキと辛い頭痛は、アルコールが体内で分解されてできるアセトアルデヒドが体内に残っていることが大きな原因として知られています。体質にもよりますが、アルコールを素早く分解させられるような工夫をすることで、悪酔いや二日酔いを防ぎましょう。
水を飲む
お酒を飲むとトイレが近くなるという方は多いと思います。アルコールには利尿作用があるため、脱水が原因で二日酔いになるということも多くあります。お酒を飲みながらお水も飲むことは、悪酔いや二日酔い予防にオススメの方法です。
空腹時の飲酒は避ける
空腹状態でアルコールを摂ると、胃にも肝臓にも負担がかかります。アルコールの分解には糖分が必要なので、飲み会前にフルーツやおにぎりを食べておくと良いでしょう。
良質なタンパク質を摂る
肝機能がアルコール代謝に深くかかわっていることは皆さんご存知でしょう。肝細胞の再生のためにはタンパク質が非常に重要です。おつまみには高タンパクなものを選ぶと良いでしょう。焼き鳥や豆腐、卵焼き、チーズ、枝豆などがオススメです。
ただし揚げ物や脂の多い肉などは、脂肪分が多く体への負担を増やしてしまうので注意が必要です。
タウリンを摂る
タウリンは肝機能を助けアルコールの分解を早めてくれます。タウリンはタコやイカ、貝類などに豊富に含まれています。二日酔いにしじみのお味噌汁を飲むというのは理にかなっているのです。
飲み会がない日は「休肝日」をつくることも重要です。楽しくお酒を飲みながらも翌日に引きずらないようにするために、ちょっとした工夫をしてみましょう。
(文=北嶋佳奈/管理栄養士、フードコーディネーター)