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無印良品、この春買ってはいけない日用品5選…汚れが落ちない洗剤、高額スケッチブック

文・取材=「買うべき・買ってはいけない調査班」from A4studio
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無印良品の店舗

 生活に必要なものを、幅広く取り揃えている無印良品。SNSやメディアでもたびたび話題になっており、自社製品へのこだわりは、万人の知るところではないだろうか。

 そんな企業姿勢は、業績にも表れているようだ。1月10日に発表された2020年2月期第3四半期(2019年3~11月期)決算によると、売上高は3282億円で、前年同期と比較して7.9%増。営業利益は前年同期比で14.5%減だが、商品の販売においては好調だといえるだろう。

 しかし、もともとの期待値が高い無印良品だからこそ、“良品”とは呼びがたいハズレ商品に出合ってしまったときのショックは大きいかもしれない。そこで今回は、巷の口コミに耳を傾け、とりわけ不評なアイテムを「買ってはいけない商品5選」としてリストアップした。この春、無印良品で買い物する際の参考になれば幸いである。

しゃもじ置き付き炊飯器・3合/6990円(税込、以下同)

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 無印良品では家具から生活雑貨までオールジャンルに取り扱っているため、春から新生活をスタートさせる人は、家電までまとめて購入したくなるところだが、炊飯器には注意するべきかもしれない。

 無印良品の「しゃもじ置き付き炊飯器・3合」は、主張のないボタンや丸いフォルムを採用することによって、洗練されたデザインに仕上がっている。しかし、肝心の機能面については「炊きムラがある」「買って2~3年で壊れてしまった」などと、あまり良くない評判も目立つのだ。

 昨今は、専門メーカーからもデザインにこだわった炊飯器が登場しているので、無印良品で即買いするのではなく、ほかの選択肢もチェックしてみてほしい。

ハンドシュレッダー(約182×L50×H30mm)/990円

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 かゆいところに手が届く商品が目白押しの無印良品。個人情報を含む書類を処分したいときに重宝する、この「ハンドシュレッダー」も例外ではない。だが、この商品を便利だと評価するユーザーが一定数いる半面、不満を抱いている人もちらほらと見受けられる。

 実はこのハンドシュレッダー、同時に裁断できるのは、コピー用紙の薄さで2枚分が限度なのだ。ハガキほどの厚みがある用紙に至っては、裁断すらできないらしい。また、A4サイズの用紙でも、縦方向に二つ折りをしてからでないと裁断口に挿入できず、これは結構な手間だといえるだろう。

 もっとも、日々溜まっていくレシートや不要なDMなど、ちょっとした紙類を処理する分には、さほど不便ではないという声もある。大量の書類を一気に片付けたい方はもどかしさを感じるだろうが、“値段相応”として割り切って使うのも手かもしれない。

衣服用洗濯洗剤 約560ml/490円

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 無印良品の化学製品は、素材にこだわってつくられていることが多い。たとえば「衣類用洗濯洗剤」は、アブラヤシというヤシの実から取れるオイルを配合しており、手荒れしにくい仕様になっているようだ。

 しかし、その一方で「目盛りが見にくい」「液垂れがひどい」「汚れが落ちにくい」などと、ネガティブな意見も少なくないのが実情である。潔いほど簡素なデザインのボトル目当てで購入し、別の洗剤を詰め替えて使っているユーザーもいる模様だが、あくまでも洗剤が欲しいという方は、薬局へ買いに行ったほうが失敗せずに済むだろう。

ステンレスバスケット スライドタイプ(約幅50×奥行き17×高さ12cm)/2490円

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 無印良品の「ステンレスバスケット」は、汚れを溜まりにくくするために、ワイヤーの交差している部分が少なくなるよう改良された商品だという。しかし、それが裏目に出て、かえって使いにくく感じる消費者が続出してしまっているようだ。

 というのも、ワイヤー同士の距離が開きすぎているため、細い皿やスプーン、フォークなどは落ちてしまうとのこと。実際、ワイヤー同士の隙間に指を入れてみたところ、指約1.5本分の開きがあった。この隙間があっても落ちないのは、マグカップくらいではないだろうか。

 確かにデザイン面では、ワイヤー同士の距離を開いたほうがスッキリした印象にはなるが、そのせいで利便性が犠牲になってしまっては元も子もない。さらなる改良がなされるまでは、別メーカーのバスケットに頼ったほうが無難といえそうだ。

スケッチブック/350円~

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 無印良品の文房具は、昔から定評がある。特にクラフト素材の表紙のアイテムは鉄板で、シンプルなデザインからくる使い勝手のよさが、ファンの心をつかんで離さない。しかしスケッチブックに関しては、無印良品で買う必要はなさそうだ。

 無印良品のスケッチブックは、小さいものから順に「ハガキサイズ」(20枚350円)、「F1サイズ」(20枚390円)、「F4サイズ」(20枚590円)の3種類。スケッチブックにしてはかなり攻めた値段設定に思うだろうが、その使用感は100均で売られているものと大差ないようである。根っからの無印良品ファンならともかく、ただスケッチブックが欲しいだけなら、他店で購入したほうがお得なのは間違いないだろう。

 各所で好評を博している無印良品だが、なかには今回ピックアップしてきたように、マイナスなウワサが聞こえてくる商品もある。ユーザー側も、各メーカーの得意分野を見極めて買い物する力が求められそうだ。
(文・取材=「買うべき・買ってはいけない調査班」from A4studio)

A4studio

A4studio

エーヨンスタジオ/WEB媒体(ニュースサイト)、雑誌媒体(週刊誌)を中心に、時事系、サブカル系、ビジネス系などのトピックの企画・編集・執筆を行う編集プロダクション。
株式会社A4studio

Twitter:@a4studio_tokyo

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