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南清貴「すぐにできる、正しい食、間違った食」

コンビニ弁当やファミレスは危険!病気リスク大、食事にはお金をかけないと人体に深刻な事態

文=南清貴/フードプロデューサー、一般社団法人日本オーガニックレストラン協会代表理事

 私たちは、自分と家族を守るために、そのような工業製品的加工食品を排除した食生活を送るべきなのです。

 経済に疎い筆者でも、円高がこれまで以上に進むだろうということくらいはわかります。マイナス金利政策自体に大きな問題があり、それを正当化しようとする理論の裏にはそれなりの後ろ暗い理由があるのかもしれません。奥の奥には国としての借金問題が横たわっており、いずれハイパーインフレが襲ってくるでしょう。それは、瀕死の状態の日本という国にとどめを刺すことになるのかもしれません。40兆円のタンス預金も、まったくと言っていいほど価値のないものになります。

 何かに気づいた人から、食べ物に正当な金額を支払うようにしてください。どの食べ物に本当の意味でお金を払う価値があるのかを判断していただきたいと思います。食べ物は単なる消費ではなく、自分と家族への最も確実な投資であるということを肝に銘じてください。多くの人がそれを実行することによって、最悪のシナリオを書き換えることが可能になるかもしれません。
(文=南清貴/フードプロデューサー、一般社団法人日本オーガニックレストラン協会代表理事)

南清貴

南清貴

フードプロデューサー、一般社団法人日本オーガニックレストラン協会
代表理事。舞台演出の勉強の一環として整体を学んだことをきっかけに、体と食の関係の重要さに気づき、栄養学を徹底的に学ぶ。1995年、渋谷区代々木上原にオーガニックレストランの草分け「キヨズキッチン」を開業。2005年より「ナチュラルエイジング」というキーワードを打ち立て、全国のレストラン、カフェ、デリカテッセンなどの業態開発、企業内社員食堂や、クリニック、ホテル、スパなどのフードメニュー開発、講演活動などに力を注ぐ。最新の栄養学を料理の中心に据え、自然食やマクロビオティックとは一線を画した新しいタイプの創作料理を考案・提供し、業界やマスコミからも注目を浴びる。親しみある人柄に、著名人やモデル、医師、経営者などのファンも多い。

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