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上記の結果についていえば、「ハードなランニングをしたとしても、死亡率は走らなかった人より高くはなっていない」ということがいえる。しかも、そのハードなランニングというのは「週に32~40kmを走る」「1時間に12km以上を走る」「週に6~7日走る」といった相当なものである。そこまでハードな走り込みをしている人でなければ、走っていない人やハードな走り込みをしている人よりも死亡率は低くなる。
「WIRED」の記事に書いてあるとおり、ハードなランニングをする人は「恩恵を受けなかった」のだ。この表現は、ランニングをしたとき、走らない人にくらべて、死亡率は低くなっても高まることはないということを意味している。
(文=漆原次郎)
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