林裕之&林葉子「少油生活のススメ」
若者の精子減少が深刻化、親世代の半分か…原因はサラダ油などの植物油、生殖機能低下
文=林裕之/植物油研究家、林葉子/知食料理研究家
菜種油の影響で性ホルモンが正常に働かないことは、生殖機能を低下させるだけでなく、セクシュアリティの多様さや異性そのものへの関心のなさなど、子育て以前に種としての存続問題を生み出します。恋愛に淡白な草食系から、最近では恋愛そのものに興味を持たない絶食系が増えているといわれますが、こうした現象も精子減少とは別の植物油の過剰摂取がもたらす性ホルモン撹乱作用の結果とも解釈できます。
本連載では、体に良いとされている植物油がさまざまな病気を引き起こすことを、体験を交えて記してきましたが、精子減少や絶食系は少子化に直結し、国の存続にかかわる大問題です。
国は野放しにされ続けている植物油対策に本腰を入れるべきです。
(文=林裕之/植物油研究家、林葉子/知食料理研究家)