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2023.06.02 20:23
2016.10.05 00:11
石原結實「医療の常識を疑え!病気にならないための生き方」
ゴボウと山芋、精力低下と老化防止に劇的効果!40代からの下半身の衰えが万病の元!
よって「老化」とは、「下半身」(根)の弱りなのであるから、植物の根(根菜)をしっかり摂ると「老化を防げる」ということになる。足腰の冷え・痛み・むくみ・硬直(こむら返り)、(夜間)頻尿、インポテンツ、老眼、白内障、難聴など老化の諸症状に効く「八味地黄丸」という漢方薬がある。文字通り8つの生薬より成っており、そのうち5つが山薬(山芋)をはじめ、「根」の生薬である。見事な相似の理論の応用といってよい。よって老化を防ぐには、日常、ごぼう、人参、レンコン、ネギ、玉ネギ、山芋などを努めて多く食べるようにするとよい。
キンピラゴボウを毎食食べる、人参2本・リンゴ1個をジューサー(ミキサーではない!)にかけてつくるジュースを愛飲する、玉ネギ、人参でつくったサラダを食べる、昼食は「とろろそば」を食べるなど、習慣化するとよい。
100万部のベストセラー『空腹が人を健康にする』(南雲吉則著)ではゴボウ茶が推奨されているが、江戸時代に書かれた食全般に関する書物『本朝食鑑』(1697年)に「ゴボウは男性の強精剤である」と書いてある。根菜が男性の生殖器を強くするのは相似の理論から当然であるが、ゴボウに含まれる「アルギニン」(アミノ酸)は「精子の成分になる」「女性ホルモンのバランスを整え、生理不順や更年期障害にも著効する」ことが科学的にも証明されている。
漢方医学では山菜(山芋)は「消化を促進し、寝汗、下痢、頻尿、帯下(おりもの)、腰痛、咳、糖尿を癒し、長寿を得られる」とされている。根菜のなかでも、ゴボウや山芋のように、真っ直ぐ、土深くもぐって成長するものが「精力増強」「老化予防」に著効を奏するのである。
(文=石原結實/イシハラクリニック院長、医学博士)
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