ウレタンマスク着用時の“顔のっぺり”問題を解消するメイク術!決め手は眉マスカラ
毎日の生活に欠かせないマスク。最近は不織布のマスクだけでなく、布マスクなどさまざまなマスクを着用している人も多数。少し注意したいのがウレタン素材のマスク(以下、ウレタンマスク)。ウレタンマスクはその特有のシンプルなデザインのため、着用することで顔がのっぺりと平面的に見えたり、地味に見えたりしてしまうことも。
そこで今回は、ウレタンマスク着用時の注意点と、ウレタンマスク姿をより魅力的に見せるポイントについてご紹介します。
ウレタンマスクは地味顔に見えがち
ウレタンマスクは肌に密着しやすく、洗って繰り返し使用できるとても便利なマスク。表面がつるんとしたデザインが特徴的です。洗練されたシンプルなデザインなのですが、鼻や唇等の立体的なパーツをシンプルなマスクで覆うことで、顔の立体感が感じられなくなり、顔が平面的でのっぺりと見えがち。
不織布のマスクはじゃばら部分が立体的であるため、顔も立体的に見えたり、顔の“余白”が埋まって見えますが、シンプルなウレタンマスクの場合、顔の“余白”が際立って見えることも。
洗練されたシンプルなデザインだからこそ、マスク姿を魅力的に見せるためにヘアメイクや小物使いが重要になります。
メイクは「毛」を際立たせて顔に立体感を!
シンプルなウレタンマスクを着用するときは、眉毛とまつ毛の“毛を際立たせる”ことがポイントです。
(1)まつ毛をしっかりカールさせる
まつ毛を根元からしっかりカールさせることで、目がパッチリし、目元が立体的に見えます。ビューラーでまつ毛をしっかりと挟み、根元、中間、毛先の3ステップでカールさせるのがポイント。カールがすぐにとれてしまうという人は、マスカラ下地を使用するのがおすすめ。マスカラの前に使用することで、カールの持ちがよくなるだけでなく、まつ毛をマスカラによる刺激から保護する役割も期待できます。
(2)眉毛を眉マスカラやアイブロウジェルで際立たせる
眉メイクの仕上げに、眉マスカラやアイブロウジェルを使用すると、眉毛一本一本にハリが出て、毛並みが際立つため、眉全体が立体的に見えます。元の眉色を緩和させたいときは眉マスカラを、特に眉色を変える必要がない場合は透明の眉マスカラやアイブロウジェルを使用するのがおすすめ。
眉中→眉尻→眉頭 の順で液体をのせます。眉中にのせるときはブラシが床と平行になるように持ち、下から上にジグザグと眉毛を掴むように液体をからませていきます。
ある程度液体が絡んだら、毛並みに沿って眉毛をとかすようにブラシを動かします。
眉尻は毛並みに沿って軽くとかすようにのせます。
眉頭はあえて液体を取り直さず、ブラシに残った液体をなじませる程度でOK。鼻側や上に起こすようにブラシを動かすと、今風のフサッとした眉に仕上がります。
いつもよりしっかりまつ毛をカールさせたり、眉毛の毛並みを際立たせたりするだけで、目元の立体感が増し、目元に華やかさがプラスされます。目元が華やぐとシンプルなマスク姿も洗練されて見えます。
ヘアスタイルで顔周りを華やかに
見た目の雰囲気を左右するヘアスタイルも重要ポイント。マスクがシンプルなだけに、「洗って乾かしただけ」「ただ結んだだけ」では一気に地味な雰囲気に……。
ヘアスタイルで重要なのは毛先! ダウンスタイルのときは、前髪や顔周りの毛を軽く巻いたり、毛先をワンカールさせたりることが大切です。アップヘアのときは顔周りに少し後れ毛を出してみたり、前髪をアレンジしてみたりして、マスクまわりの髪を遊ばせることで華やかな雰囲気に仕上がります。後れ毛はただ出すだけだと髪がボサボサに見えてしまうので、こてを使用して軽く毛先をカールさせるとよいです。
大きめピアス投入で脱地味顔!
マスク姿をおしゃれに見せる一番簡単な方法が、大きめピアス(イヤリングも含む)をつけること。存在感のあるピアスを一点投入するだけで、シンプルなマスクの横に華が加わり、一気にオシャレ感がアップします。
また、マスクをつけるとどうしても目元に視線が集中するため、目元のクマや小じわといったお悩みが気になりがち……。しかし大きめピアスをつけることで人の視線が顔からピアスへと分散されるため、目元のお悩みが緩和して見えるという視覚効果も期待できます。
最近は手ごろな価格で多くのピアスが販売されているので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
今の時期だからこそ、マスクもオシャレの一環と考えて魅力的に見せる工夫をすることで、マスク生活がより楽しくなります。ウレタンマスク着用時は、ぜひこれらを参考にしてみてください。