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石原結實「医療の常識を疑え!病気にならないための生き方」

「しょうが」に驚きの効能…がんや脳梗塞などの病気予防、抗ウイルス作用や免疫力向上

文=石原結實/イシハラクリニック院長、医学博士

 すりおろし生姜(または粉末生姜)を味噌汁、納豆、豆腐、うどん、そば、煮物、醤油などに「うまい」と感じる量だけ入れて食べる「生姜三昧」の生活をされ、また熱い紅茶にすりおろし生姜とハチミツや黒糖を「うまい」と思う量だけ入れてつくる「生姜紅茶」を、1日3杯を目途に愛飲されるとよい。

 上に挙げた生姜の効能に浴せる上に、インフルエンザ予防にもなる。紅茶の赤い成分(テアフラビン)がインフルエンザウイルスをやっつけてくれるからである。
(文=石原結實/イシハラクリニック院長、医学博士)

石原結實/イシハラクリニック院長、医学博士

石原結實/イシハラクリニック院長、医学博士

1948年長崎市生まれ。長崎大学医学部を卒業後、血液内科を専攻。「白血球の働きと食物・運動の関係」について研究し、同大学大学院博士課程修了。スイスの自然療法病院B・ベンナー・クリニックや、モスクワの断食療法病院でガンをはじめとする種々の病気、自然療法を勉強。コーカサス地方(ジョージア共和国)の長寿村にも長寿食の研究に5回赴く。現在は東京で漢方薬処方をするクリニックを開く傍ら、伊豆で健康増進を目的とする保養所、ヒポクラティック・サナトリウムを運営。著書はベストセラーとなった『生姜力』(主婦と生活社)、『「食べない」健康法』(PHP文庫)、『「体を温める」と病気は必ず治る』(三笠書房)、石原慎太郎氏との共著『老いを生きる自信』(PHP文庫)、『コロナは恐くない 怖いのはあなたの「血の汚れ」だ』など、330冊以上にのぼる。著書は韓国、中国、台湾、アメリカ、ロシア、ドイツ、フランス、タイなど世界各国で合計100冊以上翻訳出版されている。1995~2008年まで、日本テレビ系「おもいッきりテレビ」へのレギュラー出演など、テレビ、ラジオ、講演などでも活躍中。先祖は代々、鉄砲伝来で有名な種子島藩の御殿医。

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