スーパーの挽肉、なぜ固く獣くさく不味い?古いのに見栄えだけよい挽肉の正体


 餃子などの料理には、バラ肉の挽肉、肉だんご等の赤身料理にはもも肉の挽肉がお勧めです。産地にこだわった黒豚肉などの挽肉は、肉のおいしさ、脂肪の甘さを楽しむことができます。

 最近は、店舗で加工せずに、パックされた状態の挽肉を仕入れているスーパーが増えています。パックの挽肉を仕入れて並べているだけの店舗は、挽肉の原料を知りません。仕入れ品のパックは、「製造者」の住所を見てみると、売り場と異なるのでわかります。おいしい挽肉を食べるためには、原料が大切なのです。
(文=河岸宏和/食品安全教育研究所代表)

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