マスク顔を残念に見せてしまう“4つのNG眉メイク”…眉下ぼやけ、眉尻ボサッは禁物
外出時にマスクをするのが当たり前のようになった今。マスクをすることで鼻や口が隠れ、目元の印象が顔の印象を左右するといっても過言ではありません。それゆえに、いつも以上に眉メイクには気をつけたいところ。
そこで今回は、マスク姿を残念に見せてしまうNG眉メイクを4つご紹介します。
NG1:眉下ラインがぼやけている
眉の下ラインがぼやけていると、眉全体がボサボサに見えてしまいます。マスクをすると眉下のラインのボサボサ感がより目立つようになり、メイクが崩れているように見えることも。眉下のラインはある程度際立たせたほうが目力もアップするのでおすすめです。
眉下のラインがぼやけていると感じたら、細芯のアイブロウペンシルを使用し、軽いタッチでサッサッと下ラインを描き足すとよいです。
NG2:眉頭の高さが左右異なる
左右の眉頭の高さが異なると、眉全体が左右でちぐはぐに見えやすくなります。マスクと眉は近い位置にあるため、マスク上部のラインとの対比で高さの違いがより際立ってしまいます。
眉頭の高さが異なった場合、気に入っているほうの眉に合わせる形で、不要な部分はカットしたり、足りない部分は描き足したりして左右の高さを合わせます。
描き足すときはアイブロウペンシル、アイブロウパウダー、リキッドアイブロウ、どれでもOK。描いた眉が消えやすい人はアイブロウペンシルやリキッドアイブロウがおすすめ。眉の内から外に向かって放射線状に描き足します。
自然に仕上げたい人はアイブロウパウダーがおすすめです。毛先が細めのアイブロウブラシを使用し、眉頭から眉尻に向かってブラシを動かしながら足りない部分にアイブロウパウダーをのせます。
どのアイテムを使っても、眉頭は“描いたら必ずスクリューブラシでぼかす”ことが大切です。スクリューブラシを床と平行になるように持ち、鼻側に向かって数回ぼかすと自然に仕上がります。力加減は歯磨きをするときよりやや弱いくらい。「ぼかそうとしたら描いた眉が消えてしまった…」という場合は、また描き足してぼかす工程を繰り返すとよいです。
眉頭の高さが左右そろっていると、眉全体のバランスがよく見えます。マスク着用時は特に眉頭の高さを意識してみてください。
NG3:眉尻がボサッと太い
マスクをしていないときは、多少眉尻が太くてもラフな雰囲気に見せることができますが、マスク着用時は要注意。マスクの上ラインはシャープなものが多いため、マスクとの対比でより眉尻の太さがより際立ち、眉がボサボサに見えたり、お手入れ不足に見えたりしてしまうことも。マスクはクリーンなイメージが強いアイテムのため、眉尻はキュッと細めに仕上げたほうがスッキリ清潔に見せることができます。
眉尻が太くなりがちな人は、細芯のアイブロウペンシルを使用して眉尻を描くとよいです。それでも太くなってしまった場合、綿棒の使用がおすすめ。消しゴムのようなイメージで、綿棒で不要な眉メイクのみピンポイントでこそぎ落とすと簡単に細くキレイな眉尻に仕上げることができます。
眉尻は横顔の印象を左右する重要な部分なので、太くならないように注意することが大切です。
NG4:下がり眉、困り眉
カタカナのハの字のような、少し困っているように見える下がり眉(または困り眉)。下がり眉になっていると、耳に向けて上昇するマスクの上ラインとの距離がだんだんと縮まり、目尻付近がごちゃごちゃして見えがち。また、困り眉は眉尻が下がっていることから、視覚効果ですぐ下にある目尻も下がって見え、目元が老けて見えるというデメリットも。
下がり眉を緩和させるポイントは以下3つ。
(1)眉山が一番高くなるように描く
眉は眉山が一番高くなるのが理想的。特に下がり眉の人は眉山よりも眉頭のほうが高くなっているため、眉頭よりも眉山が高くなるように眉山を描き足すことが大切。
(2)眉上頭を1~2ミリ程度除去する
上眉頭の位置が高すぎると下がり眉になりやすいため、眉山よりも眉頭の位置が高くならないように眉ハサミで眉上頭を1~2ミリ程度カットします。
(3)下がり過ぎた眉尻をカット
眉尻は眉頭の下ラインよりも下がらないようにすることが大切。眉頭よりも下にある眉尻の毛は眉ハサミでカットします。
これら3つを取り入れることで、下がり眉を緩和させることができます。眉と心は鏡のような関係。下がり眉の困った表情をした自分を毎日鏡で見続けていることで一種の自己暗示的なものが働き、性格や所作がオドオドし、本当に自分に自信がなくなってしまうこともあるため要注意。
マスク姿を魅力的に見せるために、今回ご紹介した4つのNG眉に注意して、是非ONマスク時のメイクも楽しんでください。
(文=玉村麻衣子/美眉アドバイザー)