言わずと知れた日本最大級のディスカウントストア「ドン・キホーテ」。1989年3月に東京・府中市に1号店がオープン。以来、32年間で発展を遂げ、2021年3月19日時点のグループ全体の日本国内での店舗数は583店、アメリカをはじめとした海外の店舗数は57店、総店舗数は640店となっている。
そんなドンキでは2009年10月からPB(プライベートブランド)として「情熱価格」を展開しており、低価格と高品質を両立した商品が多いためユーザーから熱い支持を集めている。
今年2月24日、ドンキは情熱価格のリニューアルを大々的に発表。発表会ではユーザーの意見を取り込んで、共に商品をつくっていく“ピープルブランド”への改革が宣言され、ユーザーからのダメ出しを受け付けるウェブサイト「ダメ出しの殿堂」のオープンも発表された。ブランド展開について、より積極的な姿勢を打ち出したドンキと情熱価格の今後に期待したいところだ。
リニューアルされた情熱価格からは、すでに新商品が発売されていて、特に「ワイヤレスヘッドホン一体型VRゴーグル」は発表直後から注目された。今回「Business Journal 買うべき・買ってはいけない調査班」では、そんなドンキのファミリー向けの大型店舗「MEGAドン・キホーテ」で販売されている日用品を中心にリサーチ。「この春、ドンキの買うべき商品5品」を独自にピックアップしたので、ぜひ参考にしていただきたい。
4通りの使い方ができるバスブラシ/398円(税別、以下同)
情熱価格のOUCHIシリーズは、おしゃれなデザインでお手頃価格な生活雑貨がラインナップされていることが特徴。「4通りの使い方ができるバスブラシ」は、そのなかでも特に評判の良い掃除グッズで、商品名の通りパーツの付け外しで4通りの使い方ができる有能バスブラシだ。
黒いブラシはこびりついた汚れを落とすためのヘラと、細かいすき間にも届く小ブラシ、V型に切り取られていて隅々まで汚れが落とせる中ブラシが一体化されており、白いブラシは床や壁を掃除するのに最適な大ブラシとなっている。気になる風呂の汚れを掃除したいときにブラシを使い分けながら掃除をすれば、気持ちよく掃除することができるだろう。
また、ブラシはセットした状態で収納することができるので、片付けもしやすい。春から始まる新生活に備えて購入するのはもちろん、心機一転のためお風呂場をピカピカにしたいという人にもおすすめしたい。
3種類のピンチで干し分け 干し分け角ハンガーストロング52/998円
こちらの「3種類のピンチで干し分け 干し分け角ハンガーストロング52」は、先に挙げたアイテムと同じくOUCHIシリーズのひとつ。便利グッズを開発・販売している株式会社ダイヤコーポレーションとのコラボ商品となっている。
一見すると普通の角ハンガーと同じように見えるが、最大の特徴は取り付けられている3種類のピンチ。Tシャツなどの一般的な衣類を挟むレギュラータイプ、ジーンズなどの分厚い生地を挟む強力タイプ、下着などのデリケートな素材の衣類を挟むソフトタイプと、それぞれ用途に分かれているのだ。
ピンチの使い分けによって、分厚くて重さのある衣類が落ちてしまう、薄い生地の衣類にピンチで挟んだ跡が付いてしまうといった心配は無用のものになる。ストレスなく洗濯物を干したいという人にピッタリなアイテムといえるだろう。
情熱価格PLUS ハンディスプレークリーナー/598円
「ハンディスプレークリーナー」は情熱価格のなかでも、通常の商品よりワンランク上のクオリティが志向されている「情熱価格+PLUS(プラス)」のアイテム。もっとも評価されているのは、その機能性だ。
この1台で霧吹き・クロス・ワイパーの3つの役割を果たすことができるため、水を吹きかけてから汚れを拭き落とし、水気を切るという窓ふきなどの工程を、複数の道具を使わずに済ませることができるのだ。もちろん、どれかひとつの機能を使うこともできるため、観葉植物の水やりや、水を使わない掃除の場面でも役立つと、非常に便利な商品となっている。
掃除に苦手意識や煩さを感じている人であっても、1台3役のこのアイテムであれば簡単に掃除することができるだろう。新居で新たに使う掃除アイテムとして購入するのもおすすめだ。
ミラーガラス スチームオーブントースター 「ザ・陶スター」/2,980円
ドンキと、家電や雑貨などさまざまな商品を販売している株式会社ドウシシャの共同企画で誕生したアイテムが、この「ミラーガラス スチームオーブントースター」だ。
その名の通り、蒸気を発生させることでパンの水分を保ちながら焼けるため、外はサクサク、中はフワフワ・モチモチなトーストができるのがこのアイテムの特徴。水に浸した陶器製スチームプレートをくず受けトレーにセットして焼くだけなので使い方も難しくない。
一度に2枚の食パンが焼けるだけでなく、900W・500W・350Wと火力を3段階で調整できるので、ほかのパンや餅なども調理可能。パン派でなくとも持っていると何かと便利な商品だといえるだろう。
流せるポケットティシュ 16パック/148円
最後に紹介するのは、「流せるポケットティシュ 16パック」。2020年12月25日付当サイト記事『ドンキ、年末に買っておくと役立つ5品…「激落ちくん」コラボのウェットシートが便利すぎ!』でも取り上げたが、花粉が飛び交う今のシーズンにも大いに役立つアイテムなので、あらためて紹介させていただきたい。
目の痒みや喉のイガイガ、頭痛など花粉症の症状はさまざまだが、特につらいのが鼻水とくしゃみ。鼻水をかむのにもくしゃみにも便利なのがこのアイテムで、丈夫ながら柔らかな素材でできているため肌荒れしにくいのだ。
また、以前も取り上げたようにコンパクトサイズで水に流すこともできるので、もしものときに備えて持ち運ぶのにも便利。ポケットティッシュを購入する場面ではぜひとも選択肢に入れていただきたい。
情熱価格の商品はコストパフォーマンスに優れた便利なアイテムが多く取り揃えられているため、賢く使うことで日々の生活をより過ごしやすくしてくれるだろう。ぜひこの記事を参考にして、快適な生活を送っていただきたい。
(文・取材=「買うべき・買ってはいけない調査班」from A4studio)
※情報は2021年3月26日現在のものです。