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カロリーゼロの人工甘味料、過剰摂取で視野狭窄や多動症、感覚麻痺のリスク

文=郡司和夫/食品ジャーナリスト
カロリーゼロの人工甘味料、過剰摂取で視野狭窄や多動症、感覚麻痺のリスクの画像1「Getty Images」より/span>

「五感を研ぎすませる」という言葉通り、人は、目、耳、舌、鼻、皮膚を通して生じる5つの感覚を鋭敏にすることにより、さまざまな困難に打ち克ってきました。しかし、私たちの身の回りには、これら大切な“五感”を狂わす食品が氾濫しています。その代表的なものが化学調味料です。

 一時、家庭から卓上の化学調味料の姿はあまり見かけなくなっていましたが、最近はまた復活してきているようです。スーパーマーケット、コンビニエンスストアでも各種の卓上化学調味料が棚に並んでいます。

 卓上化学調味料の成分は、「グルタミン酸ナトリウム97.5%、リボヌクレオチドナトリウム2.5%配合」となっています。さまざまな加工食品に使用されている化学調味料は、「調味料(アミノ酸)」「調味料(アミノ酸等)」「調味料(核酸)」などと表示されています。

 2002年に弘前大学医学部の研究グループが、「卓上化学調味料(商品名:味の素)をたくさん摂取したラットほど緑内障になった」との動物実験の報告を発表しました。化学調味料(主成分:グルタミン酸ナトリウム)による五感への悪影響は、目だけではありません。

 06年に米国立医学図書館と米国立衛生研究所が運営する健康情報サイトは、グルタミン酸ナトリウムを「偏頭痛を起こす物質」として紹介しています。また、17年7月に国立医薬品食品衛生研究所は、グルタミン酸ナトリウムに神経発達毒性があることを明らかにしました。

 このように、化学調味料は五感を狂わす典型的な食品添加物で、東南アジアでは野犬狩りに化学調味料を使っていたとも伝えられています。化学調味料を大量に入れた肉を食べた野犬は脳神経細胞が断線、頭をやられフラフラッとしてしまいます。そこを捕獲するわけです。日本でも新宿・歌舞伎町のバーで客に化学調味料入りウイスキーを飲ませ酩酊させ、法外な料金をボッタくっていた暴力バーが何店も摘発されたことがあります。家庭に卓上化学調味料を置けば、ついつい使いすぎてしまう危険があります。化学調味料は絶対に家庭には置かないようにすべきです。

コンビニ弁当、コーラも避けるべき

 コンビニ弁当なども、五感を狂わす食品のひとつです。ほとんどのコンビニ弁当のごはんには、うま味を強める合成アミノ酸のグリシンが添加されています。動物実験では、グリシンを過剰摂取すると突然、右回りを始め、死亡したケースがあります。また、白血球の減少も見られています。白血球が減少すれば免疫力が低下し、疲れやすくなり、またインフルエンザにも罹りやすくなるので、子どもや高齢者は食べるのを避けるべきです。

 さらに、人工甘味料のアスパルテームも要注意です。アスパルテームは過剰な刺激を脳に与えることがわかっています。カロリーゼロで、甘さは砂糖の180~220倍。使用量は砂糖の約200分の1で済む人工甘味料で、ダイエット用に家庭で使用している方もかなりいます。また、清涼飲料水や糖尿病食にも使われています。しかし、アスパルテームは極めて毒性の強い化学物質で、五感すべてに悪影響を与えます。

 米国の民間研究機関による人体への影響を調べた調査では、アスパルテームを過剰摂取すると、目への影響は視野狭窄、涙の減少、耳へは耳鳴り、著しい聴力減少、口は口唇のかぶれ、神経系には手足の感覚麻痺、言語の不明瞭、多動症、めまい、ふるえ、てんかん等の症状が出る恐れがあるとしています。アスパルテームは多くの低カロリー食品に添加されているので、「ノンカロリー」とか「低カロリー」といった表示の食品に飛びつかないことです。

 アスパルテームを使った代表的な飲料水がコーラ類ですが、アスパルテームの毒のほか、肝に銘じておきたいのは、コーラの飲用は歯の酸蝕症の原因になるということです。酸蝕症とは、細菌以外による化学的な歯の溶解のことです。コーラは極めて酸性度が高い飲み物で、pHは2.2で胃酸(1.0~2.0)に近い酸性です。そのため、歯のエナメル質を溶かしてしまうのです。

 歯が溶解してしまえば、味覚もわからなくなるなど、五感に大きな影響が出てきます。
(文=郡司和夫/食品ジャーナリスト)

郡司和夫/食品ジャーナリスト

郡司和夫/食品ジャーナリスト

フリージャーナリスト。1949年、東京都生れ。法政大学卒。食品汚染、環境問題の一線に立ち、雑誌の特集記事を中心に執筆活動を行っている。主な著書に『「赤ちゃん」が危ない』(情報センター出版局)、『食品のカラクリ』(宝島社)、『これを食べてはいけない』(三笠書房)、『生活用品の危険度調べました』(三才ブックス)、『シックハウス症候群』(東洋経済新報社)、『体をこわす添加物から身を守る本』(三笠書房・知的生き方文庫)など多数。

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